③~お墓の形を選ぶ

お墓の形を考える時、基本は3つくらいあると思います。

まず、和型

和型は大体の形は決まっているんですが、その地域によって多少の違いがあります。

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<京都型>頭が独特のお墓。

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<神戸型>大阪型をベースにやや派手さを出した形。

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<大阪型>一番シンプルでリーズナブルなお墓。

他にも<岡山型><広島型><名古屋型>
など、各地で少しずつ変わってます。

和型の特徴としてよい点は、背が高いので地面にそのまま建ててもそれなりのボリュームを感じる。回りの和型のお墓とほぼ同じなので、デザインは考えなくてもいい。安心して見ていられる。飽きが来ない。ということがいい点。

逆に、悪い点として、周りと同じなので、目立たない。背が高いので、地震に弱い。(なので地震対策は必須)。地震に弱いので、基礎工事は特にしっかり施工しないと危ない。

などの違い、特徴があります。それぞれの特徴をよく吟味しておくことが大切ですね。

次に「洋型」。俗にオルガン型とか横型とかいわれる形です。

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こういうオーソドックスな形のお墓です。洋墓の特徴「背が低い」ということ。これはいい面と悪い面があって、いい面は重心が低いので、地震に強い、ということ。実際、阪神大震災や東日本大震災でも和型より地震による倒壊が少ない、という報告があります。

悪い面は、同じく背が低いので、そのままではボリュームが小さく見えるお参りしにくい、という面があります。

ですから上の写真のように私は多少、高くなるように台などの上に建てるようにしてます。
これによって、目線が多少高くなり、背の低さのイメージを解消できます。

デザイン墓は、ずばり、デザイナーさんがデザインした著作権のあるお墓の形です。

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<インターロック社オリジナル墓石「大樹Ⅰ」>

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<インターロックオリジナル墓石「ゆらり」>

<インターロックオリジナル墓石「ドゥオモ」>

いずれも、デザイナーさんがデザインしたお墓なので、デザイン料が上乗せとなるので、多少それ以外のお墓より高くなります。ただ、お墓の石の値段は基本的に「石の体積」×「石自体の単価」+「加工代」で決まるので、体積では背が低い分、小さくなりがちなデザイン墓は和型、洋型と比べてそれほど高いとは感じないと思います。

むしろ、
多少高い値段と引き換えに、オリジナルな他にはないデザインのお墓を手に入れることが出来るので、むしろ人気が出つつあります。

デザイン墓は東京近辺から始まって、地方都市へと広がり、今はその他の地方に広がりつつあります。豊岡のような地方ではこれから増えつつある気がします。

 

最後に一つ注意する点を。

墓地によっては、デザイン墓を建てられない墓地、建てることは不可能ではないが、避けたほうがいい墓地、という場合がわずかですがあります。

例えば、
寺院墓地の中にはデザイン墓、洋墓は建てては困る、という寺院もあります。
また、建てるのはいいが、ほとんどが和型で、非常に違和感がある、という寺院墓地もあります。
そういった場合、拘りがないなら、周りのお墓に近い形にすることも選択肢に入れるべきでしょう。

周囲とあまりにもかけ離れたデザイン墓というのは、その墓地の雰囲気を悪くする要素も出てきます。そういった景観配慮も必要な場合もあります。よくよく施工業者、霊園管理者とご相談の上、決めてください。

 

 

「お墓を建てる前に」目次