兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

木下家お墓移転工事④~基礎コンクリートの巻

  
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木下家お墓移転工事④~基礎コンクリートの巻

だんだん春らしくなってきて、花粉症発症を毎年恐れている、お墓ディレクター1級、大北和彦です。

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事

おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。

お墓の基礎工事⓪~まずは解体

なかなか大変な場所にある新しい木下家のお墓。ほんとにゆっくりすぎるほどゆっくりですが、進んでいます。

元々こういう場所だったんですが、ブロック塀を解体し、基礎部分のコンクリートも解体したんですが、かなりしっかりした基礎コンでして、表面が上塗りしてあって、まだまだ丈夫な状態だったので、一部残して、利用させていただくことにしました。

ブロック塀の部分を撤去したので、後ろの土留めがなくなり、崩れてくることを想定して、下2段のみのブロック塀は早めに積もうと思っています。とりあえずの残土で、後ろの土が崩れないように、土嚢を置いておきます(土のうを積む、というレベルではないですね。とりあえず置くだけ)

左右の赤線の部分、元々ブロックで施工するつもりだったんですが、かなりしっかりしていて、ブロックよりも今のまま使った方がはるかにいいなと思ったので、残して使うことになりました。

特に向かって左側。隣のお墓との境界でもあるので、長い距離必要ですし、いろいろ考えて残すことにしました。

その残す二つのコンクリートに差し筋と言って、鉄筋を差し込んでコンクリートの骨組みの鉄筋を組みます。そして、コンクリート流し込み。

固まったら、ブロック塀を積みます。

ブロック塀、2段積めたら、後ろの土のうを改めてきれいに積みなおして、ブロック塀に直接土圧(後ろの土の圧力)が掛からないようにします。

そして、お墓の本体部分の基礎コンクリートをします。

お墓の基礎工事①

鉄筋はブロック塀に使った10ミリ筋より太い、13ミリの鉄筋を使用しております。

ちょうど外柵石の広さの基礎コンクリートをしました。左右は隣のブロック基礎とつながるように広めに。。。

こんな感じですね。真ん中はお墓が乗る部分。基礎になる石を施工するために開けてあります。

固まって、型枠を外したらこんな感じです。

お墓の基礎工事①のまとめ

雪が降りだす前に工事を始めて、直後、雪が降りだして、長期中断。その後、雪解けが進んで、やっとここまでたどり着いたという感じです。ずいぶん長時間かかってしまった気がしますが、あとはしっかりとお墓を据えていく予定です。

信頼棺構造のお墓なので、複雑な基礎構造です。なかなかすぐに完成とはなりません。基礎工事の工程はいつも迷ってしまって、いろいろ試行錯誤しておりますが、今はこのやり方を取り入れております。
将来的にはもう少し時間短縮できる方法を模索しておりますが、どうなるやら。。。

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