兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

木下家お墓移転工事③~外柵の石、準備が大事です

  
\ この記事を共有 /
木下家お墓移転工事③~外柵の石、準備が大事です

おはようございます。春の嵐の一日です。昨日、お墓の下の部分、大事な部分はひと段落して、良かったなと思っています。

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事

おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。

外柵石の準備①~仮組

外柵石、つまりお墓の外回りの石を仮組します。これの意味は、全体のサイズを計ったり、不具合がないか確認したり、いろいろな意味があります。

現場に持って行って組んでみて、サイズが短かったり、長かったり、角度が悪かったり、そういうことがあると、現場で直さないといけません。最悪、短かったりするとそこで工事がストップしてしまいます。全く無駄な時間が発生するので、予め施工と同じ状態に仮に組んで、確認するのです。

すっごい手間ですよ。行っちゃあ悪いけど、邪魔くさいですよ。でもしておいた方が絶対いいのです。

更に、こういった外柵石って、お墓の一番外側を囲っている石です。

つまり、このお墓はここまでですよ、という石なんですね。一番外側なので、お墓を守っている石ということもできます。この石は一番外部の要因に影響されやすい石でもあります。

ズレたり、動いたり、中から押し出されたり、とかもあります。ですから、今では石同士、石と下の基礎とをボルトと金具で固定するのが、当たり前になっています。数年前までは当たり前ではありませんでした。そして、ごく最近まではとりあえず金具とボルトで固定するけど、とりあえず、だからね。。。的なレベルでした。

それをよりレベルアップして、建築工事のレベルまで上げてきています。

外柵石の準備②~固定金具の穴開け、ボルトの打ち込み

ボルトだけでも下が現在の石材業界の標準。上が一回り太いおおきた石材店が使っているボルト。明らかに太いですよね。下のボルトでは、簡単に曲がってしまうんです。石って重たいから。石の重さに耐えるだけのものではなかったんですね。

必要な場所にそれぞれステンレス製のアンカーボルトを穴を開けて打ち込みました。

2人で持ち上げられる程度の重さの石なんですが、それでもお墓を守ってくれる石ですから、しっかりとガードしてもらうために、しっかりした金具で固定します。

固定金具も上の写真。以前は写真下のものをおおきた石材店も利用していたんですが、現在は上のものを使っています。触ったらわかるんですが、全然違うんです。強度が。。。
下の金具はハンマーなどで叩いたら曲がるんですが、上のものは多分曲がらないです。重たい石でもしっかりガードできる金具です。

さて、準備がこれで終わったと思ったら大間違い。。。

外柵石の準備③~下面の荒らし加工

外柵石って、基礎コンクリートの上にモルタル(セメントと砂、そして水を混ぜて練ったモノ)を挟んでその上に据えるものです。

モルタルって固まると、下の基礎のコンクリートの微細な穴に成分が入り込んでしっかりとフィットします。モルタルとコンクリートの違いって、砕石が入っているか入っていないかの違いしかないのです。成分はほとんど同じです。ですから、固まると分離しにくいです。成分が同じなのでね。

でも、上に乗る石って、モルタルとは成分がかなり違うんです。だから、乾燥して固まっても、強い衝撃を受けると分離しやすい性質があります。成分が全然違うから、ですね。

まっ平の石の下の面だと、モルタルと分離してしまったら、その真っ平なので、簡単にずれてしまうんですよね。まっ平同士だから。

それで、タイヤの溝みたいなくぼみを石の裏面に作ると、凸凹になって、分離しずらくなるし、分離してもずれにくくなります。そのために、石の裏面に凸凹を作ります。これを「荒らし作業」と呼びます。

上の写真、延石の裏側を上にした写真です。荒らし作業が完了してますが、分かりますか?

汚い赤線ですいませんが、赤線で囲っている部分は荒らし作業してあります。

タイヤのように回転するわけではなく、固定しているので、このように一部でも十分荒らし作業になります。

このように、外柵石は手間を掛ければすごく手間な、大変な、作業があります。

外柵石の準備のまとめ

でもここまでやっている石材店はどこまであるのかな。。。すべての石材店がやっているわけではないと思います。おおきた石材店もやるのが基本ですが、納期が迫っている場合は多少、省略する場合もあります。

もちろん、固定金具の設置はかなり高価な費用が掛かるので、見積に含んでいます。その場合は当然必ずやります。でも石の裏面の「荒らし作業」などは納期がギリギリでどうしてもできない場合もあります。
でも、この作業自体、見積には掲載していません。

無料で、やっているので。。。

ですから、納期があまりない工事の場合って不利です。
納期は余裕をもって設定していただいた方が、いいお墓ができる可能性が高いですね。

Copyright©おおきた石材店,2022All Rights Reserved.