花立石の加工(下場の加工)
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こんにちは。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店の大北和彦(stoneman-ohkita)です。
雪がまたもや降りだした兵庫県豊岡市ですが、
あまり積もってはいないですが、積もるんでしょうかね。
昨日の続き、
花立石の穴開けと水抜き穴を開けました。
が、
まだ、気になる点が。。。
この写真ですが、
手前はまだ加工前の花立石一組。
奥は、加工完成後の花立石一組。
どちらも、切削して平らな石の上に置いてあります。
分かりましたか?
手前の加工前の花立石。触るとカクンカクンと動きます。
どういうことかというと、
花立石の下の面が平らではない、ということ。
汚れてよくわからないかもしれませんが、
平面ではありません。
グラインダーで段差を削ってあるだけで、
間っ平には程遠いです。
で、加工しなおしの為、赤チョークで塗ってみると、
よく見ると、厚みも違うし。。。
分かりますかね。
段差がわずかにあります。
そして、ほぼすべての角が欠損してますね。
カクンカクンとなるから、欠けてしまうんです。
こういうのを「コメをついてる」あるいは[米つき]などと言いますが、
不安定で、カドが欠けやすく、転倒しやすいので、直さなくてはいけないのです。
カドが欠損しているのは、まだ多少、直ってませんが、研磨工程の最初の100番研磨と次の200番研磨をして、
下の面はまっ平になりました。
これで直りました。