古いお墓のリフォーム、移転って意外な費用がかかります。
「信頼棺R」お墓の中に水が入らないお墓をお勧めしております。
和墓、デザイン墓、インターロックプレミアム墓石でも施工できます。
既存のお墓のリフォームにも対応。
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今、古いお墓の移転をしていますが、
以前のお墓は石の上に石を乗せるだけの施工でした。
なので、石同士が接する面は独特の加工をしている場合があります。
こちらのお墓。
手磨きの加工で、おそらく50年以上昔のお墓だと思います。
(建立年が彫ってないのですが、予想だと昭和20年代かと)
この下の面。
この赤枠がしてある面ですね。
なんだかガタガタですが、施工しやすいように中心部をえぐってあるんです。
今の機械加工ではなく、手で加工しているので、まっすぐな面を作るのが難しいのです。
なので、
(汚い写真ですいません(^_^;))
赤線の枠部分はえぐって、下の石とは当たらないように加工します。
そして、
青線の部分だけ下の石と当たるように加工するのです。
そうすることで、しっかりとお墓の石が安定するわけです。
こういう加工を
「二番を落とす」と言いますが、
こういう加工してあるお墓が当時はほとんどでした。
まあ、丁寧な加工のお墓といえるでしょう。
ですが、これを現代の施工で建てようとすると、
このままでは、難しいのです。
このガタガタの下の面をまっすぐな面にしないと
「耐震施工のお墓」
おおきた石材店では
「地震に強い施工」と呼んでおりますが、その方法の施工をしようと思うと、
この面を加工仕直さないといけません。
と、ここまで来て、ある問題が(^_^;)
下の部分、蓮華彫彫刻が施してあるので、
あまりたくさんカットできません。
なので、研磨作業で、平らに直すことにしました。
あともう一つ懸念材料。。。
この部分(赤枠の部分)、どうやら接着してありそうなんですよね。
さて、どうする。。。(^_^;)