こだわりのお墓がバージョンアップ(その1)
おはようございます。
寒気の影響で、雪交じりの雨が降り続いている兵庫県豊岡市です。
但馬、豊岡のお墓と墓石のアドバイザー@1級ディレクターの
おおきた石材店です。
2年前、「南印度洋行」さんに製作していただいたインドの銘石
「バングレー(インドBAN)」で
奈良県の額安寺の五輪塔を模して制作してもらったこだわりの五輪塔。
そのこだわり具合は「凄い」のひとこと。
納骨時には、家族はもとより親戚総動員で、「般若心経」の写経を
30枚くらい制作されていて、それを敷き詰めて納骨。
五輪塔に写経をこれほどたくさん納められる方は初めてでした。。。
この丘カロートタイプの納骨口の蓋も一つ、こだわりがありましたね。
敢えて、書きませんが。。。
その施主さまから、久しぶりにご連絡。
香立とロウソク立を少し新しいものが作りたいので、相談に乗ってほしい、とのこと。
夕方、暗くなってから見に行ってきたので、少し暗いのですが、
以前とあまり変わらない様子。
この香炉を使いたい、とのこと。
でも、安定が悪いので、どうにかしたい、とのこと。
裏側には、お釈迦様のお顔が。。。
こんな感じですね。
今ある香炉も兼用で使いたいので、全く新しいモノを作るのではなく、
どちらも使える状態にしてほしいとのこと。
香炉台に同じバングレーのサンプル石を乗せたら、ぴったりと穴がふさがります。
しかし、ただ乗せるだけでは、線香の高さが高すぎて、線香が供えにくいので、
出来るだけ低く、とのこと。
上の台石をまず、ギリギリまで背を縮めます。
一枚目の写真と比べたらわかりますが、香炉台石の厚み(背の高さ)が、
半分強になっております。
この香炉皿がギリギリ納まる厚み。
通常はこれでお香を供えますが、
場合によっては、先ほどの真ちゅう製の丸い香炉を備えたい。
そのときは、
サンプル石の真ん中、ちょうど乗る部分に軽くくぼみを作って、
それに「目地テープ」をクッション替わりに貼って。
(貼り方が雑いです。。。(^_^;)
ものが真鍮製なので、そのまま石に乗せるとキズが付いてしまうのです。
しかも、安定も悪い。。。(ガタがあるので)
何とか、これでどうですかね。
天場に穴を開けようと思ったのですが、穴を開けてしまうと
割れ安くなってしまうのではないかと。。。
更に、この真鍮製の香炉が意外と底が平面に近いので
穴を開けるまでもないな、と。。。
とりあえず、これでどうですかね。
あと一つの部分は多少加工が必要なので、
後日に。