おはようございます。
梅雨空(?)の兵庫県豊岡市です。
まだ梅雨には早いと思うのですが。。。

◇ お墓ディレクター1級:お墓のプロの証、1級取得者は全国で2桁
◇ 墓地管理士:お墓、納骨堂、永代供養墓の法律の専門家
◇(一社)日本石材産業協会正会員、兵庫県支部理事
◇ 石材加工技能士1級:石の加工の技能を表する国家資格
◇ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
◇ 「地震に強いお墓」施工店
おおきた石材店
昭和の初めより三代続く、兵庫県豊岡市の小さな石材店。震度7の地震でも倒れなかった「地震に強いお墓」と特許技術「雨漏りしないお墓、信頼棺」の正規代理店。百年後に残るお墓を作っています。

7月の後半と8月初旬、今年も「玄武岩で表札作り」ワークショップ開催します。興味ある方は、一番下のLINEから、メッセージください。

文字彫刻しております。
お墓の入り口の「階段の高さ」はかなり重要
ところで、以前建てたお墓の様子ですが、

入り口階段、設置しました。この豊岡市営西霊苑ですが、通路が水勾配を取ってあって、場所によってお墓の高さが異なるのです。このお墓の場合、一番高いお墓になります。

当初、2段の階段の予定だったんですが、2段ではどうしても段が高くなりすぎます。なので、2段+半段のこの構造に変更しました。
階段の高さを安易に設計しすぎ

同じ西霊苑の既存のお墓なのですが、見てください。
こちら、ほとんど同じ高さのお墓なんですが、非常に段の高さが高いので、お参りしにくい構造に思えます。

お墓全体の高さは1尺6寸弱、480ミリ程度です。単純に半分に割ると、240ミリ。
つまり、2段だと「240ミリの高さの階段が2段」が普通の階段となります。

ところが、このお墓。一段目が290ミリもあるんです。
一段目は290ミリ。半分よりちょっと高いですね。どうして、このような高さになるかというと。。。

半分の高さ、240ミリにすると、ここ(赤い線で囲った部分)にすき間ができるからです。すき間ができると、その隙間を埋めなくてはならない。手間が増える。見かけが悪くなる。という理由。
だから、1段目が290ミリだとすると、2段目が190ミリ。1段目と2段目の高さの違いが100ミリ、10㎝も違う。

一見、石の厚みだけなら、それほど違わないように見えますが、よく見てください。下の段は石の厚み+その下のコンクリートの厚みです。これを加えると10㎝も違ってくるのです。
どうでしょうか?
段差だけではなく、高さも問題
これだけ段の高さが違うと、おそらくしっかりと見て歩かないと、若い人でも踏みはずす可能性が高いです。
しかも、一段が240ミリというのは、高すぎると考えます。
おおきた石材店では、例外はありますが、基本150ミリ以下が最適だと考えています。
そう考えると、240ミリは高すぎる。つまり、
この墓地は、2段の階段では、無理がある、ということです。

今建てているお墓。本来3段にすべきなのですが、諸般の事情で2段+半段となっています。その半段はやや高さが低いですが、階段としては、3段とも同じ高さに設計しました。歩きやすさという点では、ベストな設計にしています。
まとめ
石材店目線では、上の階段の方が、断然、施工も簡単で、ずいぶん手間も違ってきます。
もしかして、利用者、つまり施主様の普段お墓参りする時を想像して、高い階段を
「よっこいしょ」と慎重に一段一段、登ってから、お墓参りするのと、
自宅の階段と同様になれた雰囲気で上がれる階段と、さて、どちらがいいのでしょうか?

この部分のすき間を埋める手間が大変なので、こういう提案をしない石材店と、
見掛けよりも使いやすさ、が大事だと考えて、しっかり提案する石材店、どちらがいいと思いますか?
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