木下家お墓つくり⑤~外柵石の据付
おはようございます。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。
春めいてきて、いつものようにいろいろとお仕事の依頼が増えてきて、ちょっとギリギリな感じの春彼岸明けです。
木下家のお墓工事も、徐々に進みつつあり、下周り(基礎部分)はほぼ終了しつつあります。
前回、10ミリのアンカーボルトを石に穴を開けて打ち込むって書きましたが、ただ打ち込むだけでは、全く意味がなくて、
そのアンカーを手掛かりに隣の石と固定しなくては、ホントに意味がない、ってことになりますよね。
まず外柵石を設置しています。
石同士のみではなく、石と基礎のコンクリートとも結合しております。(赤丸の部分、ね)
石同士も当然、ガッチリめに固定しております。
ガッチリ固定している感じ、分かりますか?
ちょっと汚いですが、外柵の石と基礎の石の違い、分かりますか?
基礎の石とは、つまりカロートとお墓の基礎となる石を兼用している石というわけです。
しかも、その基礎石は周りの外柵石の内側からしっかりとサポートしているので、お墓全体をサポートしつつ、バックアップもしているという
陰の力持ち的な「一人3役」的な役回りです。
この基礎石の上に「信頼棺」の天場石が乗って、水の入らない構造となります。
で、このカロート部分の両脇をコンクリートでさらに覆って。。。
基礎部分、完成しました。最強構造の基礎部分が完成しました。
仕上げにカロート部分の内側にも固定金具を4カ所それぞれ設置しました。
従来品の3倍の強度のあるステンレス金具を使用しております。触ってみたら一目瞭然ですが、ちょっとやそっとでは曲がりそうにありません。
かなり強いと思われます。。。(^_^;)
全ての金具にこれを使用しております。強いはずだ。。。
実は、今一番恐れているのが、このお墓の解体のご依頼が来たとき、
「どうしよう。。。(^_^;)」
ってことです。内緒ですが。。。(内緒になってないな。。。)
次の記事は。。。