こんなことってありませんか??
今日は夕方更新の但馬、豊岡のお墓のプロ、大北です。
さて、お盆は過ぎて、間もなくお彼岸ですが、
あなたのお墓、こんなことにはなってませんか?
もう枯れてしまってますが、
お花。
直接、お墓のお花を供える花立の石に入ってませんか?
これがどうしてダメかというと、
石に穴が開けてあって、
それにお花をお供えするんですが、
その穴に水が当然、入っております。
雨が降っても、その穴にたまりますね。
そして、
その穴の水、腐ってくるんです。
そのまま放置すると、
水が!!
何しろ、その穴に溜まったままなので、
お供えしたお花も当然、古くなって腐ってくるので、
どちらとも腐ってきて、
あまりいい香りとは言えない匂いが漂ってくるわけです。
それだけは、頻繁にお墓詣りすればいいんですが、
石ごと、そうじしなくてはいけないので、
重いし、
ひっくり返さないときれいになりません。
なので、
最近は、この穴にステンレスの筒を入れて
その中に水を溜めるというのが普通になってきています。
水は当然腐るのは仕方ないのですが、
お掃除がステンレスの筒のみ掃除すればいいので、
簡単に掃除できるんです。
でも、もうすでに建ててあるお墓、
古いものはまだこのようにステンレスの筒を
入れれるようになっていません。
穴が小さかったり、
穴が浅かったり、
それで、
「お墓のお花の
臭いの
何とかして!!」と
なるわけです。
リフォームできますよ。
いくつか方法があります。
そのうち、一番よくあるのが、
「穴のあけ直し+ステンレスの筒」
の方法。
ちょっと、上の方、欠けておりますが、
リフォーム中のお墓の花立の石。
これが普通サイズの花立の筒ですが、
入りません。。。(涙)
穴は直径4センチ強くらい。
筒は5.8センチです。
当然入りませんよね。
そこで、
花立の筒の石、左右2個、
持って帰って、加工しなおします。
(比較的軽いし、固定してない場合が多いので、
持って帰って加工できます。)
このように、穴をあける機械で、
穴の大きさを大きく、深く開けなおします。
はい、
水をかけながら、開けております。
基本、石の加工は水をかけながらの
加工となります。
加熱しないようにね。
はい、開きました。
このように、すっぽりと穴に入ります。
深さも完璧ですね。
中から出てきた石。
このように、筒状に石が!!
正確に開いていたことがわかります。
これを左右両方に開ければ、完成!!
だと思うのが、素人ですよ。。。(^▽^;)
まだあります。
これだと、穴に水や雨水が溜まっても
抜けませんね。
中に水が溜まって、ステンレスの筒を外に押し出したり、
中の水が腐ったりしてしまいます。
そこで、水抜きの穴を開けます。
このように、細い穴あけで、横穴をあけて、
水が抜けるようにします。
これで大丈夫。
この穴を両方開けて、
これで完成です。
立派な花立にリフォーム出来ました。
「うちのお墓もステンレス、入ってないのよ!!
何とかしてよ~~」という方、