岡崎ストーンフェア、3年ぶりに行ってきました。
10月17,18日と組合の研修旅行として、
岡崎ストーンフェアに参加してきました。
今回は「石本来の形を使ったお墓」が多く展示されていたように思いました。
その中から、二つの石。
木曽御嶽山から採れる
「御嶽黒光真石」。
なんて読むか、わかりますか??
「おんたけこっこうまいし」です。。。(^_^;)
読みにくい。。。
でも覚えれば、それはそれでいいと
思いますが。。。
日本から採れる石は白みかげ系が多くて、
閃緑岩などの緑、黒みかげ石は少ないんですが、
その中でも数少ない濃いグレー系の石です。
光沢もいい艶が出てましたし、
ちょっと代わった石でお墓を、という場合に相応しい石の一つですね。
今回、田中石材店さんが展示されてました。
記念碑とか、記念碑的なお墓の場合、選択肢の一つとして
十分あり得る石じゃないかな、っておもいました。
そして、もう一つの石は
いよせきさんの「伊予青石」です。
グロスチェッカー(光沢を図る機械)でも100を越える
光沢がでているそうです。
いよせきの永易一平(ながやすいっぺい)さんに横に立ってもらいました。
サイズ比較のためにね。
サイズ的にも悪くない石ですよね。
ただ、下回りの石(サンドブラスト加工)が多少、気になるんですが。。。
他にも、さすがストーンフェアというだけあって、
他では見れない石がたくさん見れました。
鳥居の笠石。巨大です。
鳥居は呼び名がいくつかあり正しくないかもしれませんが、
これは上の石が一つで、まっすぐなので、
「神明型鳥居」だと思います。
これが丸い円筒形だと
「靖国型鳥居」と呼ぶようです。
形の特徴は
笠石はまっすぐ、柱石の足元には台石はつかず、
額束もありません。
柱も垂直にまっすぐに立ってます。
こっちは「明神型鳥居」
近所の神社やお宮さんによく見る形ですね。
「神」と「明」をひっくり返して、明神型ですね。
一番上の石、笠石(木)といいますが、この下に
やや細い島石(島木)と2段になっていて、しかも両端が反りあがっているのが特徴です。
写真にもわかりにくいですが、鳥居の真ん中に額束という
○○神社という名前を彫る銘板のようなものがあり、
柱の足物には台石が付いていて、
柱自体も僅かにハの字型に末広がりになってます。
名前の区別がしにくいので、私なりの区別の仕方は、
有名な神社にある「神様」の鳥居は神が先に来て「神明型」
春日大社とか靖国神社とか伊勢神宮とかですね。
近所の神社などに多いのは身近な明るい神様で(??)
「明るい神様」略して「明神」様で「明神型」と
やや苦しいですが。。。(^_^;)自分で区別してます。
これほど近くで見ると、やはり大きさが度肝を抜きます。