Q102~和型のお墓の装飾加工④‐猫足


最近はほとんど見かけなくなった加工ですが、
古いお墓には時々見かけます。

「猫足加工」です。
この写真のスリン(角座布団)の足が
猫足かこうです。

後ろの景色が見えますよね。
これが、猫足加工の
醍醐味です\(^▽^)/

 

 

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つまり、後ろの景色が見えないと猫足の意味がない。
そう私は考えます。
つまり、貫通してないものは、猫足とは呼べない、と
私は、勝手にではありますが、お伝えしたい。(^_^;)

 

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しかも、額縁加工も上は、以前ご紹介した形(和型のお墓の装飾加工④カトウボリ
と同じですが、下の角を見てください。
角が普通に四角になってますね。
これが普通のようです。(あるいは一重に丸くなっている)
が多いな、というのが私が各地に旅に出たとき、感じた形でした。

猫足とは関係ないですが。。。

さて、最近猫足がなくなった理由ですが、
おそらく、地震に弱い、足が欠損しやすい、
安定が悪いなどの理由でしょう。

非常に狭い面積でその上の竿石などすべての重量を支えているので、
非常に安定が悪いのはわかります。
ただ、それでも、猫足にするのは、石工職人の腕の見せ所というか
心意気なんでしょうね。

大きめのお墓ほど、猫足加工してある気がします。

猫足加工とは、かつて腕自慢の石職人がその地にいて、
ノミをふるっていた証だと思います。

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。