Q033~関西型の納骨の仕方はどうすればいいですか?
関西と関東では異なります。
関西の方法は、主として、正面の水鉢という石を移動させると
納骨する納骨口が見えます。
そこから納骨するシステムです。
関西型の納骨方法を写真でご説明します。
まず、このように正面に石同士を当ててしまい欠けないように
毛布のようなものを用意します。
タオルでも何でもいいです。
青い線で囲んだ部分が水鉢
(この写真は水鉢ではないですが、普通のお墓ならこれが水鉢です)
赤い線で囲んだ両側あるのが花立の石です。
まず、両側の花立の石を移動します。
ステンレスの筒を抜いて、このように手前に倒すように
します。
(横の水鉢の石と接触しないよう、注意)
こうして、わずかに離すと、あとは持ち上げるようにして、
持ち上げます。
(決して引きずらないようにご注意ください。
欠ける原因になります。)
これくらい離すともう大丈夫ですね。
もう一つの花立の石もこの要領で移動させましょう。
次に水鉢を手前に倒しますが、
赤丸同士を同じくらいの高さになるよう、
何か台の様なものを用意してください。
私は垂木を利用しましたが、木が一番いいですね。
鉄などは避けてください。
このように、水鉢を倒したとき、
ちょうど台に当たるような位置にセットして、
出来たら、ゆっくりと水鉢を手前に倒します。
このとき注意するのは、滑らせないこと。
滑らせると、欠ける原因になりますし、石から滑り落ちてケガをすることもあります。
特に石が濡れているときは危険です。十分注意してください。
このように倒せたら、成功です。
この状態で納骨をして下さい。
こちらが納骨口です。
出来るだけ奥の方にご遺骨を納めるのが
コツです。
出来たら、逆の手順で元に戻して下さい。