Q269~永代供養墓とは?
最近、永代供養墓というお墓をよく耳にしませんか?
新しいお墓の形として、田舎、都会を問わず増えてきています。
形の特徴として、
屋内にある、ロッカータイプのものと
屋外にある、屋根付きの家屋のような形状のものが一番多いですね。
さらに、
小規模で同じ形状のお墓が建っている一区画の墓地全体を
「永代供養墓」と命名している場合もあります。
屋外型には、地下に合祀スペースを持つ永代供養墓も多いですね。
※ 写真は、東京都営小平霊園の大規模永代供養墓。
その特徴として、
① 「後継ぎ(後継者)を必要としない」
子供がいなくても、入ることができるんです。
むしろ、子供のいない方が入られることが多いお墓ですね。
新規にお墓を建てる場合、跡継ぎがいないと、建てられない場合もありますから。
② 永代といってもそのままずっといられない
永代使用料という言葉と同様、永代と言いながら、ずっとそこに居られるわけではありません。
(一部、ずっといられるお墓もありますが。)
一定の期間が過ぎれば、別の場所に移される場合が多いです。
③ 管理料などは通常必要ない場合が多い
(納骨時に支払う料金以外は必要ないことが多い)
出来たばかりのお墓のジャンルなので、今後どうなるか、永続的に存続するのかなど
いくつか不安材料があります。
あくまで建造物なので、後から管理料が必要になってくる場合もあります。
また、あらかじめ、管理料が毎年一定の金額必要な永代供養墓もあります。
大規模な構造物はもとより、小さな構造のものも
メンテナンスって、将来的に必ず必要となってきます。
その時、誰が費用を払うのか?という部分が
よく決まっていないものも多いと聞きます。
そういう、細かな部分をしっかりと確認して、ご利用されることをお勧めします。
似たものとして、
「樹木葬」「桜葬」などがあります。