Q333~戒名の文字は誰が書いてもいいの?
場合によっては受け付けてくれない石材店もいらっしゃいますが、
おおきた石材店では、歓迎いたします。
ご本人の描いた文字、
ご家族の書いた文字
お寺のご住職の文字、
いずれも彫刻させていただきます。
基本的には、書家の先生の文字で揮毫(書を書く)していただいていますが、
どなたのどんな文字でも基本的にお受けいたします。
通常の流れとしては、
①彫刻する文字を用意していただく
(白木の位牌を写真で撮影、御寺院から頂いた「逮夜表」をコピーなどがおおいですね。)
↓
②書家の先生に原寸大の文字原稿を作成していただく。
↓
③その原稿を施主様に見て頂いて、文字等の間違いがないか、確認。
↓
④文字の間違いがなければ、彫刻作業する。
↓
⑤完成、引き渡し。
という流れが多いのですが、
今回は、ご住職の書かれた文字を原稿に変換します。
下の写真がご住職の書かれた文字。
それをサイズを変更、レイアウトを替えて、
原稿を作成。
ちなみに、右の2名分の戒名はお墓に実際に彫られている拓本(写してきた文字)です。
全て、ご住職が書かれた文字で彫らせていただいています。
大きさの変更、レイアウトの変更等、実はこのご住職の文字の方が
原稿作成は大変なんです。
書家の先生は慣れているので、実際の大きさに合わせて書いていただけるので、
そのまま使えるんですが、
ご住職の文字(上の写真のような文字)はいろいろ手を加えないといけないので、
大変なんです。
更に、
今回は必要なかったですが、施主様が書かれた文字の場合、字が傾いていたり、
文字の大きさがバラバラだったりして、非常に原稿作成が大変な場合があります。
なので、時々聞かれるんですが、
「自分で文字を書いたんだから、少しは安くなりますか?」
と聞かれますが、残念ながら、かかる費用は同じです。
ご了承ください。
(他の石材店様はいろいろだとは思いますが。。。)