インドのおすすめの墓石材
おはようございます。
今朝も雨模様ですかね。
「弁当忘れても傘忘れるな」
と豊岡の古老のありがたい言葉が残っている
但馬、豊岡の秋の雨です。
弁当忘れると、つらいよ。。。(^_^;)
ところで、今お墓建てようか、と思われている人にとって
石選び、非常に難しい問題となりつつあります。
今お墓に使う石でお勧めできる石って
極めて限られているからです。
特に中国の石が
採掘停止、採掘場閉鎖。
いろいろな事情がありますが、
多くの特にグレー系みかげ石が
どんどん使えなくなっております。
その中で、インドの石がしばらく前から
注目されていて、
今、いくつかお墓におすすめの石を、
と言われたなら、
インドの石を挙げますね。
その中で、グレー系の石を中心に
ピックアップしてみようと思います。
まず、最初に上げなくてはならないのは
この石。
「アーバングレー」です。
業界内だけでなく、建墓される側の人も知っているほど、
有名になった石です。
吸水率は非常に低く0.056%
硬質で、お墓にするには非常に品質の良い石です。
ポイントは、
白っぽい石、赤っぽい石という
アーバングレーが出回っているのでそれは避けること。
文字彫刻がうまくできない、という表現を時々見かけます。
確かに難しい石です。
目が粗い、硬さの違う粒子が混ざっていてきれいな彫刻面になりにくい、などの特徴があります。
が、丁寧に彫刻すれば、それほどひどい彫刻にはなりません。
それらがクリアできれば、ほんとにいい石です。
ただ、年々価格が高騰してます。
そのうち、バングレーのような高価な石になってしまうかもしれませんね。
新たにインドグレー系みかげ石ラインナップに加わった
石がこれ。
「ロイヤルブラウン」です。
その名の通り、茶色が混ざったみかげ石です。
新たに加わった石ではありますが、
非常に美しく、アーバングレーより多少目が細かい
魅力的な石です。
新しい石なので、間違いなく、とは言えませんが
評判等を聞くと、いい石のように思います。
アーバングレーのように今後、人気の石になりそうな予感がする
石です。
逆に、長くインドの石として、
使われてきている石。
歴史はある石ではこれですね。
「銀河」
「銀河」として、長く流通されているインドの銘石です。
最近は
「新銀河」という名前でも石が出ているようですが、
目は細かく、硬くて、水も吸いにくいということで、
昔からお墓に使われている石です。
かつては、インドの石の代名詞と言えたんですが、
最近はいろいろないい石が採掘されだして、
すっかり影が薄くなってきていますが、
それでも、いい石に変わりありません。
ポイントは
白い玉が出やすいので注意すること。
その白い玉が気になるようなら、
この石は避けた方がいい気がします。
目は細かいので、文字はきれいに出ます。
いい石だと思います。
そして、こまめの石といえば、
この石。
復活したのはいいのですが。。。
「バングレー」です。
かつて、バングレーとして、登場して
私もずいぶんこの石でお墓建てました。
硬くて、水も吸いにくく、
文字彫刻も美しく仕上がり、
ホントに大好きな石でした。
ちょうど、アーバングレーの目を細かくしたような石なので、
外柵をアーバン、石塔をバングレーで建墓したこともあります。
ですが、一時期、採掘中止になり、
その後復活したのですが、
非常に高価になってしまいました。
さて、この石で、お墓を建てようと考える方、
いらっしゃるでしょうか。
そんな方、ぜひご一報を\(^▽^)/
そして、最後にご紹介するのは、
この石。
シルバーグレーとも呼びますが、
「銀灰石」とも呼びます。
この石はアーバングレーの姉妹石です。
全然似てないですが。。。
同じ場所で採れるらしいです。
見た目は全然違うんですが、
品質は全くアーバンと同様。
キメはアーバンより細かく、
一部の人は
「アーバンのトロの部位」と
呼ばれる人もあります。
私はまだ建墓に使った経験がないのですが、
ぜひ一度、使ってみたい石です。
ご検討の方は
「トロの石で」
とご指名くださいませ(^_^;)