日本の石がある風景①
またもや勝手に新しいシリーズを作ってしまい、
やばいな~~
整理が苦手な私としては、
これ以上増えるのは、
非常にやばいな~~と
思いつつ、やりたいので、やります(^▽^)/
新シリーズ、
「日本の石がある風景①」
②以降はいつ投稿できるかどうかわかりません。
ていうか、
これで終わり??
となるかもですが、
今はこれが書きたくて仕方ないんで
とりあえず書きます。
(じゃあ、シリーズって書くなよ。。。)
。。。
第一回は、大阪府能勢町から採掘される
「能勢石」です。
黒御影石です。
この石は、私の住む豊岡はもとより
但馬全域で記念碑等に使われています。
このように土地改良碑とか忠魂碑は
能勢石が使われる確率高し!
うちの隣の地区にもこのように、能勢石で記念碑建っております。
このように、額縁にして、その内部を磨き、
文字を彫刻する、というのがこの石の王道ではないか、
そう感じます。
この石の形は自然が作った造形ですから
いい形の石に巡り合えば、ほぼ8割は
うまくいったようなものです。
いかに出会えるかどうか、が大切なのかもしれません。
「下坊石材」の展示場に行けば、きっと出会えると思います。
足元にも、能勢石の小さなものを使って
囲っております。
このように、記念碑にはピッタリなんです。
捨てる石がない、というか。
そして、こちらは文字彫刻の様子。
しっかりと手彫りで彫刻されています。
素晴らしいですね。
この碑は全体のバランスもよい、
文字もよい、
文字彫刻もよい、
額縁加工のサイズもよい、
と、とてもバランスのいい記念碑なんです。
能勢石の魅力を余すことなく、表している
素敵な記念碑だと思います。
このように正面をカットしてしまう場合もあるんですが、
こうしてしまうと、やや野暮ったくなる気がします。
また、このように足を付けたものもたまに見かけます。
でもこの足はちょっといただけない、かな?
カットした石を足に使うのは、やめた方がいいのかもしれません。
個人的意見ですが、
「能勢石」は自然の風合いを最大限利用して、
作られるべきではないかと。
それだけに、
やっぱり、自分が気に入った石に出会えるかどうかが、
大事なのかな。