Q204~古いお墓の納骨口は?
昔のお墓の納骨口は正面ではなく、
裏とか、横が多かったようです。
完全に後ろからですね。
こちらは、コンクリート製。
こちらも後ろ。石ですが、
非常に精巧に作られています。
コンクリート製のお墓に
みかげ石のふた石。
こちらは、石の台に
モルタル(セメントに砂と水を混ぜて練ったもの)か
漆喰かな、のふた石。
開けにくいでしょうね。
こちらは、どちらもコンクリート製。
このタイプが豊岡には多いようですが、
基礎がしっかりしてなかったか、
施工に問題があるのか、
あるいは、地盤が柔らかすぎるのか、
分かりませんが、すごく傾いているお墓が多いですね。
上の写真をアップで撮影。
けっこうしっかりと、取手も付いています。
こちらは、ずいぶん風化したもの。
そろそろ交換時期が。。。
それにしても、この正面の空きスペースにお墓が建てば、
納骨出来なくなるんじゃないでしょうか。
向かって右側がかなり風化が進んでます。
こわれそう。
このタイプのふた石は両方そうですが、
中に入り込むか、
しっかりとふたが閉まらないか、
どちらかになりやすいですね。
このタイプのお墓は、火葬になって以降のお墓です。
(土葬では、決して埋葬できません)
火葬になり始めたのは、昭和30年代以降なので、
その頃、土葬から火葬に変わった時期に建てられたお墓です。
その後、正面納骨が主流になってきます。
当然、骨壺は入らないので、
壺から出して、(当時、骨壺があったのか?不明ですが。。。)
この口からお墓の中に入れていたはずです。
今はこのタイプはまずないですね。
狭すぎて、納骨もしにくいので。