お墓の草取り、どうやって取りますか?(後編)
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
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お墓の草取り問題の後編です。
お墓の草取り、根っこが残る問題です。
除草剤を撒く、という方法が手ごろで、やりがちですが、
お墓の石に影響がある、と言われます。焼けたり、変色したり。。。
更に、もっと影響がありそうなのが。。。
除草剤を撒き続けると、土壌が脆くなる、という噂。
ネットで見てもあまり出てこないので、ホントなのかどうかはわからないですが、
農業関係者など、一部の人のうわさではそう言われたりします。
これが事実なら、かなりお墓にも影響がありそうです。
事実かどうかは不明ですが、やはり避けた方がいいのかもしれません。
今回は、抜けやすい草は抜いて、草取りを行いました。
引っ張って、
めりめりって、地下茎が出てきて、
根こそぎ、ってやつですね。
抜けました。
笹もチャレンジしましたが、小さなものは抜けるものもありますが、やはりほとんど無理でしたね。
これは、運よく抜けた笹です。
かなり力を入れて、引っ張らないと抜けません。
やっと抜けました。
上の写真は、たまたまうまく抜けましたが、笹は本来、地下茎ごと引っ張っても、抜けることは困難です。
そして、この根っこごと引っこ抜く方法の最大の欠点は。。。
抜いた後、下地の土が根っことともに上に出てきて、玉石と混ざって、汚くなること。
これがあるので、この根っこを引っこ抜く方法は、TPO(時と場所と条件)を考えてしなくてはなりません。
きれいに玉石が引いてある墓地は、あまりいい方法ではありません。
元々のきれいな状態に戻すには、その部分の玉石と土を取り出して、水で洗うという方法をしないときれいにはなりません。
とても手間暇がかかり、大変な作業となります。
写真の墓地は、玉石が引いてはありますが、すでにその上にコケが密集している部分もあり、草も表面にかなり生えていて、
地下茎ごと抜いてもさほど見た目は変わらないので可能ですが、お墓の状況をよく考えて選ぶことが肝心ですね。
刈り込む、根っこごと抜く、草刈り機でカットする、などご紹介しましたが、どの方法も長短あります。
草によっても方法が異なります。
中々草刈りと言っても、簡単ではないですね。
今日の収穫。(^_^;) 結構、大漁です。