【お墓の秘密】「お骨を土に還す」って、すでに迷信?

おはようございます。

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、大北和彦です。

昨日、冬至でしたね。

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冬至が過ぎてこれからは日がだんだん長くなってくる、ということはよく聞きますが、季節も変わっています。古いものがなくなり、新しいものが始まるタイミングだとされます。生まれ変わった気持ちで今日から新しい人生が始まる、そんな気持ちで始めたいものです。

納骨問題。今、いろいろな考えがあります。

遺骨をお墓に納骨するとき、壺ごと納骨するのか? それとも壺から出して納骨するのか? という問題です。現状、おおきた石材店は半分半分です。

壺ごと納骨される方が多少、多いかもしれませんが、納骨袋で納骨される方もいらっしゃいます。さて、このどちらが正解なのでしょうか?

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私は正解はない、という考えですが、それでは記事になりませんので、いくつかヒントを提示しておきたい、と思います。一つ目。

① 遺骨は土にはほとんど還らない

これは、薄々お分かりの方もいらっしゃると思いますが、今は土葬ではなく火葬、つまり斎場で非常な高温で焼かれています。ですから遺骨が化学変化を起こし、セラミック化されていて、土に還りにくいように化学変化しているのです。
土をこねて作った瀬戸物(陶磁器)が土とは全く別物になっている、と同じだと考えていただければわかりやすいですね。通常のお墓の納骨スタイル(お墓の内部に安置)だとおそらく100年経過してもほとんど土には還りません。

② 100年後もそこにあなたのお墓がある確証がありますか?

お墓とはかつては別の場所に移されるものではありませんでした。でも最近はお墓の引っ越しは日常茶飯事です。生きている人間が移動しやすい環境にあるから、です。昔は生まれた場所から別のところに移るのは、何か特殊な事情がなければ、ほぼなかったです。(村八分にされて、仕方なく、とか「島流し」とか「江戸払い」といった事態にならないと。)今はそんな時代ではないので、どんどん引っ越しが行われ、一生同じ場所で過ごす人自体が珍しい時代です。お墓の引っ越しも増えるのは当たり前。そんな時代のことも考慮に入れてください。

③お墓の移転、お墓じまいの時、予想外の費用が掛かるときがある

お墓の移転、お墓じまいの時、まれに墓地管理者(お寺さん)に言われることがあります。
「お墓の土をすべて入れ替えてくれますか?」 施主様に言われる時もまれにありますし、お墓じまいした墓地に別のお墓を建てる時もごくまれにですが、言われます。
「他人が土に還っている可能性があるから」という理由です。土に還っているんだからいいじゃないか、と思うんですが還った土でも嫌なんでしょうね。もちろん、工事中、土の中から遺骨が出てきた、というようなトラブルを避ける、という目的もあるかもしれません。

昔とは時代が変わって、お墓も引っ越しが当たり前の時代になりつつあります。そんな時に引っ越ししやすいお墓ということを考えた場合、「壺で納骨」が正しい選択になると思います。

ですが、もちろん、「土に還る」ということにこだわりたい、という方にはそういうお墓も実はできます。詳しくはお問合せ下さい。

お墓で一番大事なのは「構造」。あなたのご希望に沿った構造のお墓をご提案します。兵庫県豊岡市で唯一のお墓ディレクター1級取得者。雨漏りしないお墓のご提案もしております。おおきた石材店です。

ご質問、見積依頼はこちらへどうぞ。
http://ohkita-sekizai.com/contact-2

 

 

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。