Q080~地震に強いお墓②応用編


納骨の方法に関西型と関東型があるっていう話を依然したことがあります。(Q33~納骨の仕方教えて?

関東型、関西型で地震に対する強さが違いそうです。

そこでも書いてあるんですが、関西型の納骨は水鉢が納骨口のふたの役目をしております。
ので、それを動かして納骨するので、基本、水鉢(多くの場合、花立も)耐震施工できません。

地震か来たら、水鉢花立は倒れる可能性は高いです。

しかし、関東型は、拝石を外して納骨するので、水鉢、花立を動かす必要がありません。
なので、それを耐震施工することは、簡単です。
(でも、そうするとお掃除がしにくくなるので、されてない場合もありそうです)

でも、逆に関西は納骨スペースが小さめなので、地震で石が落ち込むということは
ないですが、
関東型は納骨スペースが大きめなので、地震で壊れる可能性は大きいですね。

大きめのお墓、背の高いお墓、自然石のお墓も地震に弱い。

背が高い、奥津城型の神道墓石、
10号以上の和型の大きめのお墓、
自然石で作られたお墓なども地震には弱いと思われます。
全体の重量に対して、接地面が小さいので、しっかりとした地震対策をされた方がいいですね。

小さいお墓は地震に多少弱くても復旧は素早くできる。

昔のお墓は非常に小さなサイズでした。(個人墓、夫婦墓の場合)
昔のお墓は基礎工事をしてなかったので、倒れやすかったのですが、
それでも、自分で治すことが可能でした。
復旧も自分でできたんです。
今の巨大なお墓はそれはできませんね。
むしろ、倒壊してしまったら、絶対近寄らないでください。
 現代のお墓は基礎の上に建つお墓がダルマ落としのようになる。

昔のお墓は石の下の地面(基礎)と接する面は割り肌、などで
ガタガタだったので、倒れることはあっても、横に滑るってことは
ありませんでした。
ところが最近のお墓は硬くてまっ平らの基礎の上を横に滑ることが多いように思います。
まさに、ダルマ落とし状態です。それを何とか防ぐこと、
その横滑りを防ぐことが、今後の地震対策になっていくでしょう。

       
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。