「夫婦墓」を「家墓」リフォーム
夫婦墓を代々墓に変更、というお仕事をさせていただくことになりました。
◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事
☑ 顧客満足推進委員会委員長
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
夫婦墓として建墓されたお墓。ちゃんと戒名がご夫婦2名分、正面に刻んであります。ですが、墓地のスペース上、もう建てられないので、その夫婦墓を代々の家墓に変更する、というお仕事をさせていただくことになりました。
その隣のわずかなスペースに戒名碑と合わせて建てさせていただくことに。。。
写真を撮り忘れたので、画像がまだないのですが、、、さてどうやって建てるのでしょうか?
方法としては4つくらいありそうです。
① 全く新しいお墓をそこに建てる。
今ある夫婦墓をお墓じまいして、あらたにそこに建てる、という方法。一番費用が掛かりますが、一番しっかりしたお墓ができます。
② 正面の彫刻してある戒名を額縁のように掘りこんで、その中に新しく刻む。
竿石(ご夫婦の戒名が彫ってある一番上の石)を持ち帰って彫刻し直さないといけないので、費用は③よりは掛かります。それと小さいお墓だと、完成後、少し違和感が出てくるかも。さらに正面文字がかなり小さくなります。一番デメリットが大きい方法なのかな。
※ 9号以下の小さいお墓にはお勧めできません。
③ 正面の彫刻してある戒名の部分に別の石を張り付けて、その石に文字を刻む。
おおきた石材店ではやったことがない手法ですね。石の厚み以上には彫刻できないというデメリットがあります。それと貼った石が剥がれないかという心配。最近の接着剤はかなり進歩してきているので、大丈夫かもしれませんが。。。費用はこの中では一番リーズナブルではないかな。
あまり分厚い石を張ると違和感が出るので、文字彫刻は浅い彫刻になってしまいます。
④ 戒名を彫ってある竿石のみ、交換する。
①の次に費用が掛かりますが、夫婦墓だと納骨口があまり大きくない可能性があります。今回もこの部分がネックになっていますが、施主様にはご了承頂きました。もう1点、下の台石の施工がしっかりしていればいいのですが、そうでなければ、それもリスクになりますが。。。
今回の工事は④の方法でさせていただきます。廃業された他の石材店で建てられたお墓なので、どのような施工なのかはわかりませんが、万全な体制で施工させていただきます。
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