忍性五輪塔を求めて②~供養の心
おはようございます。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店のカズ(stoneman-ohkita)です。
今現在、ご遺骨をお持ちで、その行き先をお探しの方、あなたに一番あった安置先を探しませんか?
そのお手伝いをいたします。
ついに初めて、実見することが出来ました。
忍性五輪塔。
重要文化財。
石造五輪塔が八基。
鎌倉時代から室町時代に制作されたもの。
このように、囲われた一区画にありますが、
入場制限されているわけではなく、
自由に出入りされております。
重要文化財である8基のうち、7基の五輪塔。
L字型に設置されています。
正面に5基が西側に東に面して建っております。
その続きに直角に曲がって3基が北側に南に面して建っております。
詳しくはこちら。。。「額安寺五輪塔」
その中でもひときわ大きい一番南西に建てられているのが、
忍性の五輪塔と呼ばれるものです。
お花が手向けてありました。
ご近所の方がお供えされているんでしょうか?
鎌倉時代の著名な高僧の五輪塔でもあり
重要文化財でもあるのですが、
それは間違いなくお墓であり、
お墓である以上、供養の対象として、
お花が手向けてある。
これこそが供養の心であり、
今、失われつつあるものであるように
思われました。