木下家のお墓つくり⑦~文字彫刻は目を酷使します
おはようございます。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。
仕事柄、マスクはよく付けるんで、苦手ではないのですが、いつも付けていると、体と一体となってしまい、マスク付けたままご飯を食べようとして、ご飯をマスクに押し付けようとしてしまった大北です。これって人馬一体っていうんですよね。(^O^)(言わねーよ。。。)
さて、こんな格好で文字彫刻してます。頭はタオルを巻いて、防塵マスク装着、イアーバフ(騒音対策)、更に手袋もしてますよ。
本来なら防塵メガネもしているんですが、マスクから漏れる息が当たって曇るんですよね。見にくいので、付けたり付けなかったりしてます。
付けた方がいいですよね。
こちらはお墓の後ろ側。建立日、建立者を彫ります。私は時間が掛からない部分から彫って行って、一番時間が掛かる前字を最後に彫ります。そういうことが多いかな。
表はこんな感じ。ブラストの砂が表面に少しでも当たると光沢がなくなってしまうので、当たっては困る部分は全てマスク(ゴムシートで被うこと)します。
今から彫りますよ。気合入れて。。。彫る人にもよりますが、私はこの部分は1日では彫れません。しっかり一日かけてなら彫れるかもしれませんが、「目」が続きません。目の疲れで長時間できないんですよね。防塵メガネ付けても同じです。。。目の消耗が激しいですね。
若い頃はけっこう彫れたんですけどね。。。
でもって、体を酷使してやっとこせ、彫れました。お墓に文字を彫刻するって、非常に楽しいですが、非常に体を使って(特に目ね)、しかも根気が必要です。
どうですか?一度、文字彫刻してみませんか?文字彫刻の体験をしてもらうこともしてます。
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で、ゴムシートを剥がすと。。。
家紋の部分は白の専用スプレーで色を入れます。黒系あるいは濃い色の石には「白色」、グレー系には「黒色」生きている人の名前(戒名も)には「朱色(赤を代用)」を入れます。
元々、朱色はまだ生きているんだけど、お墓に戒名(生前に頂いた戒名です)を彫刻する場合、その戒名のうち、大事な2文字のみ朱色を入れる、というのが本来だったんだと思います。(おそらく。。。) そのうち、お墓の裏に彫る「建立者」の俗名(生きている間の名前)にも朱色(赤色を代用)を入れるようになり始めました。最初は頑なに「それ違いますよ。」と言っていたんですが、だんだん増えてきて、まあいっか。。。となって、今じゃあほとんど朱色(しつこいようですが赤代用)をいれるようになっております。