兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

木下家お墓移転工事②~鉄は錆びます

  
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木下家お墓移転工事②~鉄は錆びます

また雪が降ってきました。

大北和彦(お墓ディレクター1級)です

☑ 兵庫県北部で唯一のお墓のプロの証「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事

おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。

積雪量が大したことないのがせめてもの救いですね。

さて、お墓を仕舞って、新しい別の墓地にお墓を建てます。

ここに新しいお墓を建てるんですが、古いブロック塀とコンクリ―ト製の外柵が残っています。
かなり年数が経過しているようで、風化が激しいので撤去させていただき、新しいブロック塀と外柵を設置します。

まずはブロック塀の撤去。

かなり劣化が激しい上に一部、撤去した跡らしきものも。。。

後ろは石や土が迫ってきてます。これは裏山の土や石が迫ってきているので、ブロックで土留めされている状態ですね。

本来、ブロック塀は土留めとしては良くないのです。土圧が常にかかっている状態ですから。ですから、今回は少しブロック塀を前に出して、直接土圧が掛からないようにします。

ブロック塀を撤去。

実はブロック塀は現在、建築基準法によってこれだけは鉄筋を入れなさいという基準がありますが、古いブロック塀には鉄筋が入っていないものが結構あります。

今回も鉄筋は入っていないのかも、と想像していたんですが、想像通り入っていないな、と思いながら、解体していると、ちょうど真ん中の段に一本だけ、申し訳程度に入っていました。

真ん中の段に、一本だけ。しかも立ち筋といって、地面から垂直に立ち上がる鉄筋はありません。

さらにいろいろ面白いことがわかります。よくみてね。。。

錆びているところ、(赤線)と錆びてないところ(青線)の部分があります。

ブロック塀の穴にモルタルを詰めてないので、空洞状態で建ててあり、その空洞部分つまり空気に触れている部分は錆びて、空洞でない部分、空気に触れず、セメントに覆われていた部分は錆びずに新しいままに残っていたんですね。

この鉄筋は新しい状態でも、塗装が剥がれている部分なら、数日で錆びが浮いてきます。この海の近くの海風が厳しい環境下なら、すぐにも錆びてきておかしくないはずですが、コンクリートに覆われていれば、錆びないんですね。

ブロック塀の中で直接外気に触れない部分でもこれだけの年数経過すると。。。

錆びが進行して、折れてしまうほど。

コンクリート内部の鉄筋はコンクリートの骨組みとして、とても貴重なものですが、空気に触れている状態なら、錆びてボロボロになります。錆びると膨張するので、コンクリート自体を破壊することもあります。

いかに鉄筋を完全にコンクリートでコーティング、つまり完全に包み込んでしまうことが大事か、ということがこのブロック塀からわかりますね。

ブロック塀の穴には必ずモルタル等のセメントを詰めないといけません。

というわけで、次は外柵のコンクリートの撤去します。

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