ホームぺージ、リニューアルしました

    出来上がった見た目はさほど変わらない

    2日連続、晴れ予報にもかかわらず、夕立で土砂降りに遭い。。。なかなかの試練を経験している大北です。

    目次

    意外と大事で大変な下準備

    山の上から持って下りてきたお墓の石をきれいに掃除して、そのまま設置出来ればいいのですが、今回のお墓の大きなテーマは「地震に強いお墓」の2.0。

    今年の5月に福島視察を経て、よりバージョンアップした「地震に強いお墓」です。

    このように、戒名碑の足とその下の台にも穴を開けて、耐震ボルト(ステンレス製)を差し込めるように加工します。位置がズレると耐震ボルトが入らないので、注意が必要です。

    戒名碑の本体に耐震ボルトを設置。結構長いですね。足部分を貫通して、台にまで届いていないといけないので。。。

    実際にお墓に設置するときも、まずは仮組。

    上手く入るはず。。。(工場で一度仮組しているから。。。)
    黒い四角いものはゴム板です。3ミリ厚をこのゴム板がキープしてくれます。

    入りました。

    でも、下まで降ろしてみないと、鉄筋が長すぎてはまらないということもあります。
    (以前、そうなって、鉄筋を急きょ、短くするということも。。。)

    大丈夫だったので、今度は接着剤をしっかりと使って本設置。

    固まれば、完全に固定されます。

    お墓本体も同様に設置します。

    こちらは後ろから撮影。

    骨穴が開いているので、その部分は接着剤を使用することができません。まあでも、接着に充分なスペースは確保できます。

    上台の設置完了。この上台の上面にも穴が開いているのがわかると思います。

    仮組で確認したら、本施工。
    接着剤とゴム板を挟んで、穴にはまるように竿石を降ろしていきます。

    これらの接着剤がしっかりと固定してくれます。

    竿石を設置して、3ミリの隙間をシールしたら、出来上がり。

    見た目は一緒

    ただ単にお墓の石の上に石を置いてしまうのと、耐震ボルトを入れて、2種類の接着剤で耐久性を考えて設置するのとは全く異なります。でも、完成後の見た目は同じなのですね。

    残念ながら、丸灯ろうは「地震に強い施工」には含まれません。というか、このスタイルではどう接着しても倒れてしまうリスクがあるのは仕方ないですね。

    地震対策を考えるなら、このデザインの灯ろうはしないのですが、今回は古いお墓の灯ろうをそのまま設置させていただきました。

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    この記事を書いた人

    兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー。兵庫県北部での唯一の「お墓ディレクター1級」取得。供養のプロ、墓地管理士。「お墓」に関する記事を1500以上執筆中。現在お墓に関する記事を365日毎日更新継続中。(一日怪しい日があるが。。。)地震に強いお墓と雨漏りしないお墓を建てています。

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