兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

豊岡市内の寺院墓地にお墓を建てたい方へ

  
\ この記事を共有 /
豊岡市内の寺院墓地にお墓を建てたい方へ

豊岡市の寺院墓地は、たくさんあり、物理的に建てることは可能です。お寺なら、ご住職という墓地の管理人であり、そのお墓をしっかり供養してくれる人がいて、全面的に任せられるという安心感は何物にも代えがたいものです。お寺とは、そのための仕組みであり、施設でもあると考えられることもできるから。

多少の費用は必要でも、それで安心なら、そちらを選択するという方もいるでしょう。


◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会正会員
☑ お墓の法律のプロ、「墓地管理士」取得

おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。


https://maps.app.goo.gl/CLw58tzE7SenfXV7A

寺院墓地の選び方

豊岡市の地図を見ると分かりますが、たくさんの寺院があります。そして、その多くが境内内に「墓地区画」があります。中には広大な区画を擁する寺院もあります。

そしてどの寺院でも今、お墓じまいがすごいスピードで進んでいて、空き区画が多く存在すると思われます。ですから、基本的に豊岡市内の寺院墓地の空き区画はたくさん存在すると思われます。

では、そのどこにお墓を建てるのか?

菩提寺、宗派はどこになりますか?

ご自身の宗派はどこになりますか? それがまず大事になります。おそらく多くの方は菩提寺があると思われるのでそこで建てるというのが、一番の方法。

でもそうする人はこの記事を読む前にすでにお寺を決めたり、お墓の場所を決めたり、しているはずです。

菩提寺や宗派が決まっていない方は?

そういう方は一定数いらっしゃいます。

具体的には、父の代は菩提寺があったけど、自分はそこから出たから、とか
別の土地に引っ越して、菩提寺との関係は切れてしまったとか、そもそも菩提寺がなくなった、という場合もあるでしょう。

そういう場合、同じ宗派で近所のお寺に建てさせてもらう、と考えがちですが、果たしてそれだけで決めていいのでしょうか? 宗派とは、お釈迦様の教えを受け継いで守ってきた団体。その歴史の中で、いろいろな理由で分かれてしまったのが、宗派という別団体になってしまっています。

確かに宗派に深い愛着がある、こだわりがある場合はそれを最優先すべきなのかもしれませんが、いずれにしても元をたどれば、「お釈迦様が言われた教え」にたどり着くとなれば、それ以前に大切にしたい事項が出てくる気がします。

大事なのは、「ご住職との相性」

ご住職はいうなれば、墓地の大家さん。あるいは、管理人さん。そのご住職との相性はかなり重要案件です。相性の悪いご住職となかなかうまくいかず、そのお寺から離れてしまう、ということはわりと多く発生しているようです。お寺が決まっていない方は、いろいろなお寺を訪問し、ご住職とお話してみて、合う、合わないをよく確認された方がいいですね。

お寺の管理体制

そのお寺の墓地の広さ、管理体制、施設なども結構大事になります。あまりにも広い墓地の場合、お盆、お彼岸、正月など、混雑して車で行っても駐車できない、という事態は想像できます。歩いて、あるいは、自転車で行ける場所なら、問題ないですが、来るまでしか行けない場合、そういったことも想定した方がいい気がしますね。近くにコインパーキングなどがあれば、良いのですが。。。

水道、手桶、枯れ花などの処理できるゴミ箱など、墓地内の施設が充実しているかどうかも大事です。特に、水道はあっても一か所だと、お墓そうじの際、いちいち水道まで行かないといけない、ということも想定して、近くに水道があるか、ないかは確認の必要があります。

また、墓地内の管理体制はしっかりしているかどうかは要確認事項ですね。枯れ花がしっかり回収されているか、水道周りはしっかり清掃されているか、墓地内の共用部分の雑草対策はされているか、などはよく確認された方がいいかと思います。

豊岡市内の寺院墓地の違い

豊岡市内の寺院墓地の様子は大きく2種類に分かれています。一つは、私は「舞台型墓石」と呼んでいるのですが、大きな石を組んで、少し高くなっているお墓。

舞台型墓石用墓地

豊岡市内の中心地の墓地はこの形の墓地が多いですね。広さもかなり狭く、間口が2m以内。奥行きが1mくらいの広さが標準的になります。

上の画像のお墓は横幅が狭く、1m少々しかありませんが、このサイズが一番コンパクトで、左右の幅が大きい区画なら長くなるというイメージです。写真は下の台の部分はコンクリートですが、石で台石を作っているものも多いです。むしろ石製の方が多いイメージですね。

このように台の部分が高くなっている理由ですが、第一には、豊岡市内は昔、水害が多く発生し、水位が結構高く水が入ってきていたので、敢えて高くしたのでは? と思われます。それと、手前の墓地がわずかに写っていると思いますが、その間の通路が狭く、しゃがんでお参りしていると、別の参拝者の邪魔になるので、立ったままお参りできるように、という理由があるように思います。
個人の感想になりますが、おそらくそういう理由だと思います。

一つ私が考えるデメリットがあって、お墓同士がくっついているので、隣のお墓の影響を受けやすく、地震などの天災が来た場合、最悪、隣りや後ろのお墓が倒れてきて。。。ということが想定できます。
古いお墓は基礎部分が今と違って、基礎コンクリートがなかったりするので、古いお墓の隣り、後ろが避けた方がいいのかもしれないですね。

通常の墓地

豊岡市内でも比較的周辺部とか、山際の場所にある寺院の場合、墓地は比較的広く設計されている場合が多いですね。広さは、市営墓地1m×2mが基準になると思いますが、それより少し広い区画が多いように思えます。寺院墓地によって広さが異なり、その墓地内でも広さが違う区画がある場合もよく見かけます。

6㎡くらいが基準になりますので、お墓の周囲に外柵という延石とお墓本体、灯ろう、副碑などがよく用意されていますね。古いご先祖のお墓、軍人塔などは、設置することは不可能ではないですが、収めるとかなり狭くなります。そういった古いお墓がたくさんある場合は別の墓地を検討されることをお勧めします。

まとめ

寺院墓地がいい、という人は比較的、費用対効果、というよりも費用はかかっても、安心を求める人が多い印象です。それだけにご住職との相性、信頼できる方か? お任せできるか? という部分が重要になります。

私もお墓のプロとして、その部分すごく大事だとおススメして、まとめ、としたいと思います。