こういうところで差が出るんですね。

DSC_0111

えっと、ちょっとわかりにくいですが、
追加彫刻です。
竿石の側面にです。

写真上の方、見て頂ければわかりますが、
3人の方の戒名が彫刻してあります。
その中の真ん中の人の没年、名前、没年齢が彫刻されておりません。
なので、彫り直しをしております。

で、問題なのが、その位置。
非常に分かりずらいので、補助線をひいてみます。

DSC_0111-2

赤い線が上の戒名の中心線。
青の線が下の没年等の中心線。

ズレております。

しかも、実は右の戒名の人、左の戒名の人
それぞれ、実は没年等は2行で彫刻されているんです。
で、真ん中の人も。。。と思ったんですが、
2行では到底彫刻できません。

1行しか彫れなかったんです。
で、その1行も。。。この位置です。

DSC_0115-2

原因は上の戒名の左右の間隔が狭すぎたため。
というか、この間隔なら、下の文字も1行にすべきだったんですね。
敢えて、2行にしてしまったので、狭すぎて、
真ん中の方の没年等が彫れなかったわけです。

なので、空欄になってたのかな?

1行に集約してもらって、彫らせていただきました。

戒名碑もそうですが、
文字間隔を考えてレイアウトするのは、石屋さんの基本です。

印刷ならいくらでも小さな文字が作れますが、彫刻は大きさに限度があります。
あまりにも小さな文字は、読めない、彫れない、となりますので、
最低限、これくらいの大きさというサイズを理解してレイアウトを考えないと、
こういうことになりますね。

まあ、この文字はそれ以前に、
適当に彫ってしまったら、
真ん中の方のスペースが無くなってしまった、ということですが。

 
「おおきた石材店」人気記事ベストテン
  信頼棺バナー     ~水びたしにならないお墓~
  友だち追加     ~LINEでお墓の情報発信します~
  問合せボタン2     ~メールにてお問合せください~
 
大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。