戒名を彫る順番にルールがあるのを知ってましたか?

こんばんわ。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。
今日の投稿が1400番目。キリ番というやつですね。
最近投稿が遅れ気味ですが、心機一転更新していきたいと思います。

戒名碑に戒名を彫刻するのにどういう順番で彫刻するのかは、石材店はよく知っていますが、お墓を建てる人、お墓の持ち主はよく知りません。
なので、本来は石材店がしっかりと説明して、正確に彫刻をするべきなんですが、そのあたりあいまいになっている場合が実は多いですね。

お墓に彫刻する戒名の順番は、

① 1代目→2代目→3代目という順番に彫る。

更に主人と奥さんの順番に彫るのもルール。一番よくある手法ですね。この場合、一行分、空欄があったり、2行分開いていたり、などが時々あります。
あらかじめ、自分がどこに彫刻されるかが決まっているとも言えますね。

② 亡くなった順番に彫る

最近は少なくなっていますが、以前は多くあった気がします。とにかく亡くなった順番に彫る。なので、誰の子供だとか、誰の奥さんだとか、そういった関係を一緒に彫っておかないとどういう関係かどうかが全く分からなくなります。「何を彫るか」をしっかりと理解して彫らないと何が何だか分からないことになります。

 

特にご先祖様の戒名が多い場合。彫刻に気を使わないと、後で後悔することになります。
10人以上彫刻する場合、たいがい古いご先祖様は「江戸時代」の方が出てきます。そうなると、なかなか関係や順番が分かりにくくなります。そうなると、戒名碑の意味をなさないことになります。

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先日、建立させていただいたこのお墓。山の上に建っていた以前のお墓にも戒名がたくさん彫ってあったのですが、お墓を下に下ろした際、戒名碑を新しく彫り直ししました。

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山の上のお墓の時も、戒名碑が2基あったんですが、それを新しいお墓の戒名碑に移すとき、当然、家の過去帳、お寺のお位牌、法名碑等と比較するのですが、どうしてもおかしい戒名があったんですね。1代目と2代目が反対になっていたリ、奥さんがご主人の75年後に亡くなっていたり。。。

よくよく確認したら、亡くなった年号が違ったのです。

「寛」(かん)という文字と「寶」(たから)という文字が間違って写されていたり。

戒名の一文字が略字だったんですが、それが正確ではなかったり。

いろいろ修正点がありました。

こういう間違いは、一度間違うと永遠に残っていくので、何度も確認すべきですね。まあ、お寺に残っていた檀家の亡くなった人を記した証文には正しい文字が書いてあったのですが、達筆で、よく読めなかったのが原因でした。

戒名の彫刻の順番がどうこう以前に間違ってはいけない基本でした。

 
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。