お墓に使える石シリーズ~日本の石1
新しい防火服、新しい防火ヘルメット、
新しいグローブで
中身は古いですが、おろしたての気持ちで
但馬、豊岡のお墓のプロ、大北です。
今日は小学校の防火訓練。
かなり緊張感漂う防火訓練ができたと思います。
その後、
小学生高学年の放水訓練。
消火器の使用方法の実地訓練。
そして最後に、
幼稚園児への消防車の乗車体験、
防火服での記念写真撮影会などを
こなしました。
この中から消防士が出てきてくれたら本望です。(^_^;)
さて、お墓に使える石シリーズも3回目にて、
今回は日本の石前半、をお送りします。
日本の石と一言で言っても、非常にたくさんあります。
ので、
私が使ったことのある石、
使ってみたい石、
注目している石などを中心にご紹介します。
まずは瀬戸内海の石からご紹介します。
ご覧のように、瀬戸内海はその温暖な気候を反映してなのか、
どうかわかりませんが、比較的ピンクがかった石が
多い気がします。
これは、北木石中目、俗に瀬戸赤とも言います。
この石と
これ。
ずいぶん目なりが違いますね。
上は色が濃くて、濃淡がはっきりしてます。
下はやや地味め。
採掘した時期によって、いろいろ微妙に違います。
自然からのいただきものですから。
こちらは、万成石。
言わずと知れた瀬戸内の銘石です。
関西圏に数は多くないですが、
けっこう建墓されています。
私の住む豊岡市でも、
ひろい墓地に必ず数基、建っております。
このサンプルの石はかなり古いサンプルなので、
非常に色が濃いですが、最近の万成石は、
もっと白いですね。
それから、万成石の石塔を以前見学したんですが、
それは、手加工のお墓でした。
手加工とは、小叩き、びしゃん、ノミ切り、コブだしなど
いくつかの手法がありますが、
この万成石は、小叩きなどの手加工でこそ、
真価を発揮できる石なのではないか、と思っています。
そして、最後にご紹介するのは、
「犬島石」です。
これは、岡山で採掘される石なんですが、
そのほかの石と同じように、
ほのかに白とピンクの間の色が含まれているような、
そんなほのかなピンク色の石です。
(かなり、微妙ですが。。。(^_^;)
この石は実は外国、つまり中国には輸出しないで、
国内加工にてすべて製作している石です。
なので、この石でお墓を建てれば、必ず日本製のお墓であります、という証明ともなるわけです。