お墓に使える石シリーズ~日本の石2
さあ、ほぼ最終回のこのシリーズ。
「ほかにもたくさんあるのに、どうしてこれだけなの??」
という疑問がある人もいるかもしれません。
ですが、このシリーズは
私が実際使ったことがある石とか、
興味のある石、
今後使ってみたい石などを中心に取り上げており、
それ以外は、あまり含めておりません。
(あまり知らないから、という部分もあるかな。。。(^_^;)
ので、最終回は
いつもの、よく見る顔ぶれになってしまいました。
この5石種です。
やさとみかげ。
茨城県で採掘される全国的に有名な石ですね。
この下の真壁小目とともに、茨城県を代表する
銘石です。
価格も日本の石にしては、お手頃感もありますし、
何より、全国的に有名で歴史もある石ですね。
こちら、真壁の小目は非常にその名の通り、細目で
お墓にするにはもってこいの石ですね。
鮮やかな青みかげ石です。
そして、これからはなじみ深い瀬戸内の石、
「青木石」です。
関西では、特に但馬では、非常によく使われた石でした。
その理由は、加工しやすいということ。
粘りがあり、角もちもよく、
目もそろっているので、合わせやすい。
つまり、
自社加工にはもってこいの石だったわけです。
それで、一時期、とてもよく使われ、
豊岡でも昭和30年代後半から、平成に年号が変わるあたりまで、
とてもよく使われた石でした。
美しい貴婦人を思わせる石は
女性受けする石として、
とても重宝されました。
弘法大師の石としても有名で、
真言宗の方はぜひともこの石をご指名くださいね。
次に、ご紹介するのは、大島石。
言わずと知れた、関西では、横綱級のブランドの石です。
最近は、やや外国材に押されて、価格も高いのもあって、
敬遠されがちですが、
やはりこの石で建てられたお墓は別格ですね。
特に私はこの石が好きで、
いろいろブログにも書いております。
http://ameblo.jp/ohkita-sekizai/entry-11115743266.html
とにかくいろいろな意味で楽しませてくれる石でもあり、
魅力的な石でもあります。
最後にご紹介するのは、こちら。
天山石です。
かつては、「天山みかげ」という名で、
九州のローカルではそこそこ有名だったんですが、
玄人好みの石だったんですが、
いつの頃か、突然大ブレーク!!!
一気に超メジャーになってしまいました。
数値は日本の石ではトップクラス。
あまりの人気で品薄
(いい石が、という意味ね。。。)
と言われます。
ちょっと最近は価格が高くなってきて、
お手頃感が薄れてきたかな。。。