兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

良い「デザイン墓石」ってどんなもの?

    
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良い「デザイン墓石」ってどんなもの?

そろそろ秋が終わり、冬が本格的にやってきそうな兵庫県豊岡市です。

◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。

☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事

おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。

よいデザイン墓石って何ですか?

おおきた石材店では、最近デザイン墓石に力を入れています。

どれもこれもカッコいいお墓ばかりです。確かにそうなんですが、カッコいいだけでは「いいデザイン墓石」ではないのです。

では、ほんとに良い「デザイン墓石」とは??

「見た目の良さ」は当然ですが、それは半分。

それに加えて、「使い勝手の良さ」「使われる方の立場に立ったデザイン」でないといけない、ということ。最近すごく何度も引用しているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

「ダメなデザイン」の例を挙げると。。。

階段の高さが高すぎる、という問題があります。経験上、普通の人でも一段の高さが150ミリ以上あれば、「高いな」と感じるらしいです。足腰に不安を抱える方はおそらくこの写真の階段は一人では上がれないでしょう。でも、この構造だとこの上に上がらないとお墓参りできないですよね。線香を供えたり、お花を供えたりしないといけないし。。。

通路を横から見た図ですが、これを見て、灯ろうが並んでいるのがいいな、と思いますか。それでなくても横幅が2m以内と狭いのにもかかわらず、両端に「灯ろう」があるために人が通る部分が1mもないような状態になっています。正面から見たらこんな感じです。

こんな感じです。とあるお墓の写真です。モザイクかけてますので分かりにくいですが、手前の両端は「親柱」という関東型の外柵によくある大きな柱があって、通路の部分が1mないですね。
この柱の上に灯ろうが乗っているんですが、灯ろうの台の代わりに使っているように感じますが、明らかに使い勝手が悪い。この親柱のせいでお墓全体が狭く感じますし、実際に狭くなっています。

カッコいいだけのデザイン墓石は「飽き」が来て終わり

お墓だけではないと思いますが、カッコいいと感じても、見慣れてきたら、それが普通になります。

例えば、車とかも、カッコいいなと思って購入したとしても、数か月乗っているとそれが普通になります。逆に何年か経過して、新型が登場すると、その年式の長い車がなんだか「カッコよくない」と感じる瞬間も出てきます。わかりますかね。「飽き」が来る、ということです。

車なら飽きが来たら、乗り換えるということがありますが、お墓の場合、それはなかなか難しいです。あまり攻めたデザインだと「飽き」が来た時、かなり残念なことになります。

カッコいいだけのお墓とは、最初のしばらくのみ、で逆に年月が経過すると、それが逆効果になることもあるということです。

良いデザインとは、見た目は半分、使いやすさが半分

「良いデザイン」とは、その飽きが来ることを想定して、それを見越したデザインであることも大事ではないかと思います。

かつて、私が自分でデザインしたお墓を作ったことがありました。その当時はカッコいいと思っていたんですが、数年経過したら、それはその頃の輝きを失っていました。

ホントのお墓のデザイナーがデザインしたお墓にはそういったことがあまりありません。その部分はやっぱりプロのデザインしたものには、秀でたものがあるのかもしれません。

そして、その見た目だけではなく、ユーザーの使いやすさ、ということを私は重視したいと思っています。

「使いやすさ」というデザインを求めて

和型のお墓は、基本こういう4つの石を組んだお墓が普通です。でも、おおきた石材店はこれをやめて、下の写真のように一枚の石にしました。

こういう一枚の石で建てることで、いろいろなメリットが増えます。地震に強くなったり、背が低くできたり(和型のお墓は背が高すぎて掃除が大変と言われます)、石同士の設置面積を増やすことができたりですね。

こんなふうに「灯ろう」をなくし、正面部分全てを階段にする、というのもデザインの変更です。お墓参りしやすくするというポイントを重視したデザインです。

また、お墓の中を全て石張りにすることで、お墓の外柵(周囲の石)とお墓内部を一体にでき、副碑と物置台を外にずらすことで、お墓の内部を広く、お墓参りのスペースを広くできました。これもデザインの変更で得られたメリットです。

更に、総石張りにしたことで、雨や雪が降った時、石の上は滑りやすくなります。その場合、普通なら、石自体の表面に滑り止め加工を施します。でも、そうすると、すごく石が汚れが付きやすくなって、汚くなりやすく、掃除しにくくなります。そのことを見越して、写真の赤線の部分、石自体に加工するのではなく、石の表面に「防滑加工」の樹脂をコーティングしております。

耐久年数の部分がまだ不安が残りますが、お掃除しやすいという部分を想定した、デザインだと思います。

こういった「使い勝手を考えたデザイン」とは、見た目ほどインパクトはないですが、見た目のように下がっていくものではなく、ずっとあり続ける価値ではないかと考えます。

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