お墓で一番汚れているところ、知ってますか?
おおきた石材店では、追加彫刻の付随サービスとして「納骨口周りの水洗い」を実施してます。
◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事
☑ 顧客満足推進委員会委員長
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
追加彫刻の際、気になること
家族の誰かが亡くなったら、お墓に亡くなった方のご遺骨を納めることになります。
これを「納骨式」と呼びますが、この際にお墓に「その新しく納められる方の経歴的なことを彫刻する」ことが必要となります。戒名、法名、あるいは法号、亡くなった日、生存中のお名前、亡くなった時の年齢等を彫刻することが多いです。私たち石材店は「追加彫刻」と呼んだりしますが、通常、四十九日法要(満中陰法要)と同時にすることが多いですが、百箇日とか一周忌にされる人も多いですね。
ただ、納骨時にその戒名、法名、法号等がないとだめなので、それまでに彫刻することになります。おおきた石材店でもその「追加彫刻」を多く実施させていただいていますが、その際すごく気になることがあったんです。
それは、納骨口の汚れです。
上の写真は納骨口の蓋でもある水鉢を移動した際の様子です。どうしてこんなに汚れているのかというと、水鉢は重たくて移動しずらい、そもそも移動させるものだと分かっていないという理由で、納骨する時以外、動かさないので、汚れが溜まってしまうのです。でも納骨するという際にこんなに汚れているのって、とても嫌ではないですか?
私なら絶対に嫌です。ですから、こちらの水洗いも追加彫工事の付随サービスとして実施しようと思ったんです。
納骨口の水洗いサービス
納骨口の周りの水洗いサービスはその通り水で洗うだけです。
水で洗う前。かなり汚れています。
水で洗った後。下のバケツの水、かなり汚れています。20年くらいの間の汚れが溜まっていたようです。
水洗い後の納骨口の様子。完全に汚れが落ちているわけではないですが、かなりきれいになっています。ただ、この時気を付けないといけないことがあります。
納骨口清掃時に気を付けること
石、特にお墓の石の特性ですが、滑りやすいということ。しかも引っ掛かりがあって、最初は動かないのに、動き出したら、すいーと動くという厄介な特性があります。石同士が長い時間の内、くっついていて、それが外れたら、水分などが石同士の隙間に入って表面張力によって簡単に滑るんですね。
とにかく、お墓の石の水洗いはとても危険なことが多いです。
○ 滑って石が下に落ちて、ケガする。
○ 石が動かず、力を加えすぎて、倒れて指を挟む。
○ 石が動かず、力を加えすぎて、石同士が当たり欠損する
こういったことが多発します。ですから、石は基本動かさずそうじされるべきですが、そうなると、納骨口の汚れが更にひどくなります。ですから、このような納骨口の清掃は、石のプロである石材店が実施するべきだと思ったんですね。
納骨口清掃後の写真。心なしか、きれいになった気がします。
隣では追加彫彫刻も完了しておりますよ。
おおきた石材店では戒名、法名、法号等の追加彫刻を承ります。詳細は以下のリンクから。