Q214~お墓ディレクターって何?
一般社団法人 日本石材産業協会が実施する
「お墓のプロの証(あかし)」です。
その内容は石材産業の健全な発展と更なる向上を図るとともに、石文化の創造に努め、
もって社会に貢献することを目的とするもの。
とうたってありますが、
お墓に関するあらゆる知識、土木施工、石材加工、から仏事全般、供養全般、歴史、などの
知識を問う資格試験です。
検定用テキスト「お墓の教科書」から出題され、マークシート方式と筆記問題の併用試験です。
2級と1級があり、
2級は合格率はおおむね高く、8~9割だと思われます。
全問マークシート方式です。
1級は合格率がずいぶん低く、20~30%程度の合格率だと言われています。
2016年に実施された1級試験は30%台の合格率だったと言われています。
現在、兵庫県では、43人の1級取得者があり、2級は204人の取得者がいます。
(平成26年1月現在)
但馬では、1級は私を含めて2名しかいません。
(もう一人は石材業界以外の方です)
(平成26年1月現在)
平成26年の検定試験の試験管補佐として
試験監督させて頂いたんですが、但馬からも数名受験されておりました。
ちなみに、この「お墓ディレクター」の資格は1級、2級とも、5年更新制度を取っており、
更新手続きをしないと、失効してしまいます。
本年ももうすぐ、更新手続きの期限が来ます。
かなりの数の未更新手続き者がいらっしゃるらしいです。
2016年3月31日が更新手続きの期限です。
翌日には失効してしまいます。
あれほど苦労して受験して、合格したのに、
更新しないんですか?
あの合格時の喜びは
もう忘れてしまったんですか?
たった3000円で失ってしまうほど、
価値のない資格でしょうかね。