Q171~寿陵墓(じゅりょうぼ)って、なに?

生きている間に、自分が入るお墓を建てる、
あるいは、建てたお墓のことです。

本来、お墓って、誰かが亡くなって
その人のご遺骨を納める場所、つまりお墓に
納めるのに、納めるお墓がない場合、
お墓を建てようか、となるわけです。

それを、自分で死ぬ前に、自分が入るお墓を
建ててしまおう、というのが寿陵墓。

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「生きている間に建てるなんて、縁起が悪い」
とか、
「お墓は誰かが亡くなってから建てるもんだ」
とか、おっしゃる人はご年配の方を中心にたくさんいらっしゃいます。

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なぜなら、
昔は生きている間にお墓を建てる人なんていなかったから。

でも、最近は、

「息子あるいは息子世代にできるだけ負担を掛けたくない」
と思われている方が多いですね。
または、
「息子に任せて置いたら、お墓なんて絶対建てない」とか。

そういう思いの強い方、
あるいは、

自分が入るお墓は自分で建てたい。
自分の気に入ったお墓に入りたい、

と思われる方を中心に、寿陵墓というお墓が徐々に建ち始めています。

建ててはいけない、という法律も慣習も、仏教的教えもないと思います。

建てたいと思われたら、建ててもいいのでは。

 

 

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。