カマシモノ、の話。
但馬、豊岡のお墓と墓石のプロ、おおきた石材店です。
今日は、仕事の合間、合間に加工していた副碑が出来たので、
施工に行きます。
ぱっちり、出来上がりました。
しかし、あまり光沢が出すぎると、
他の面との比較で、
いかにもこの面だけ磨き直しました、という雰囲気になりますので、
光沢の出し具合を調整しながら、磨きます。って
言いながら、
そんな器用なことはそうそう上手くできませんね。。。。
何とか磨き上げて、
文字も彫り直しましたので、
設置に行ってきました。
という記事の続きです。
その副碑が完成しました。
一見、普通に見えます。
ですが、薄いです。
運ぶには楽になりましたが。。。(^_^;)
薄くなった分、後ろにカマシモノを作って、入れました。
向かって右。
後ろにカマシモノをしております。
こうすると、足の後ろ側が広くなります。
(足の中心に乗っていたものが、カマシモノだけ後ろが
広くなるので)
ホントは、この半分のカマシモノを作って、前と後ろ両方にかました方が
いいんですけど、石は薄くすると割れるので、
やや前のめりはご勘弁していただきます。
向かって左も。
このように、見た目はほぼわからないように、加工したように見えますが、
よく見ると、このように、処置した後が残ります。
やはりまとめとして、
戒名碑(副碑)に戒名、法名他を彫刻するときも、
決して間違わないように、慎重に原稿確認等をしましょう。
となります。