【銘石・大島石】の欠点も併せ持った儚(はかな)さ、美しさ
おはようございます。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店の大北和彦です。
◇兵庫県豊岡市のお墓のアドバイザー大北和彦です
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店です。
☑ 兵庫県北部で唯一の「お墓ディレクター1級」
☑ 雨漏りしないお墓「信頼棺®」正規代理店
☑ (一社)日本石材産業協会常任理事
☑ 顧客満足推進委員会委員長
おおきた石材店はお墓のことを全く知らない人にも、お墓を建てる時に大事なことをわかりやすくお伝えすることを第一に考えて情報発信しています。
今、日本の石の記事を好評連載中です。実は私は日本のお墓に使われる石の中で最も好きな石は「大島石」なのです。内緒ですが。。。ですが、ずいぶんと長い間、高級な大島石と縁がありません。非常に残念です。誰か大島石のお墓建てませんか? ぜひお願いします。
実は大島石に関してはたくさんの記事を書いております。
(詳しくはこちらをご覧ください⇒ 「大島石が好きだ」)
他の石とは違う選択基準です。「大島石」
先日、「天山石」はランクを気にするのは意味がない、という風な投稿をしました。。我ながら過激な。。。記事を書いてしまったんですが。。。(^_^;)
(⇒「お墓の石の等級よりも大事なことって? あるの? ないの?」)
まったく正反対のことを言うようですが、「大島石」に関しては、この話は全く当てはまりません。「大島石」に関しては、絶対に等級が低い石を利用すべきではないです。
これは断言します。
なぜなら、
「大島石」の最大唯一の魅力は「大島石の美しさ」だからです。
吸水率とか圧縮強度とかいろいろな数値は天山石には及びません。でも、最高級の大島石はホントにホントに美しいんです。この美しさは何に例えたらいいのか。。。
最高級の大島石はホントに澄んだ青い、ほんとに美しいとしか言えない表情を醸し出しています。
確かに、確かにですよ、青さ、深い青さでは天山石の紺碧にはかなわないかもしれません。
確かにそうです。青の深さならね。
でも、ただ単に青い深みだけではない、独特の「大島カラー」と呼ばれる独特の目なり(あ、今私が作った言葉ですよ、他の石材店さんには通じません)がもう一度虜(とりこ)になると、眼を放すことが出来ない。それほどの魅力を備えた石なんです。
大島石とは「盆栽」のごとし
例えて言うなら、「盆栽」。あのGACKT(がくと)様でさえ、見分けがつかなかった盆栽です。
盆栽っていいモノと安いモノのみ分けってすごい難しいです。それが一目で見分けられる人とは、長い間たくさんの盆栽を見続けてきて、眼が肥えた人だけです。
本当にいいものを見分ける眼力って、長くいろいろなものを見続けないと分からないんです。それは石も同じで、
素人の人には、どれもこれもグレーでゴマ塩のような模様にしか見えないでしょうけど、私たち長い間、お墓を見続けてきた者にとっては、全然違うのです。
そんな沢山の石の中でも、「大島石」は一番魅力的に見えます。
スターの様にきらびやかで華がある「庵治石」。質実剛健、欠点の見当たらない「天山石」どちらも素敵です。
でも、
実は欠点も結構あるのが大島石です。欠点があるんですが、
それを補って余りあるのが、大島石の美しさです。
仲買人制度とは?
かつて「大島石」という石は「仲買人制度」という非常に大島石という石の特性を掴んだ、理にかなった流通方法で、いい感じでお墓になっていたんですが、その制度が崩れてしまい、今では、なかなか思い通りに流通できない不便さがあったり、まあ他のいろいろな「大人の事情」で全く普通の流通経路を持った石に成り下がってしまった感はあります。
石の採掘っていう仕事はかなり「運」が大きな比重を占めています。
一番よい石が採れる採石場、と言われている場所でも、現在は少し色が薄いので、やや人気が陰り気味、とか。逆に、こちらの採石場は普段はワンランク下と見なされていた石だったんですが、今、すごくいい石が採れているので、人気が高まっている、とか。
石とは、自然の恵みなので、いつも常に工業製品のように、というわけではないのです。いい時もあれば悪い時もある。かつて機能していた「仲買人制度」はその、今いい石は、これだから、採掘された場所は関係なく今いい石を提供します、という方法でした。そのスタイルが、今やそうではなくなり、いい石が欲しくても、そうではない石が提供されてしまったり、という事が起きるわけです。
じゃあどうすれば、大島石のお墓が。。。
大島石の美しさを自分のお墓で表現したいと思った時、じゃあどうすればいいのか? 素人にはホントに分からないですよね。どうすれば、ほんとに美しい大島石のお墓をたてることができるのか? これは簡単に言ってしまえば、非常に簡単です。
今一番いい大島石を手に入れるルートを持っているかどうか、です。
とっても簡単で、実は難しい問題です。そのルートを持っていない人にとっては決して手に入らないものなのです。非常に簡単に書いてしまったんですが、非常に難しい問題なのです。ホントは。そういう「いい大島石のお墓」を建てたいのなら、そういう石を取り扱えるルートを持っている石材店を見つけ出して、依頼するということになります。
まとめ
お墓の石って、ほんとに奥が深くて、よくわからないと思われたのが正直なところではないかと思います。
でも、難しく考える必要はない、と思います。特に「大島石」に関しては。あなたが大島石を見て、「美しい石だな~~」と感じたなら、ぜひ大島石で建ててください。出来るなら最高級の石で建ててください。可能なら私がお手伝いいたしますよ。
でも、もし、大島石を見てもそれほど感動というか、いい石だなと感じないなら、大島石を使ってお墓を建てようなどとは思わないでください。あなたにとっていい石とは、「天山石」か、あるいは、「庵治石」です。東日本にも見たこともない、いい石がありますよ。非常に美しい石が日本には沢山あります。
大島石の美しさってそういう、儚さと美しさだと私は思ってしまうんですが、少々思い入れが過ぎるのかもしれませんね。
(※ 今回の大島石に関しては、色が濃くて、目が細かくて、揃っていて、はっきりとした目なり、という石を「いい石」と定義しております。そうではない判断基準もあるという事はご理解ください。私はそうではない判断基準で選ぶなら、「大島石」ではない方がいい、というスタンスです。ご理解ください)
国産の銘石、特に、西日本で評判の高い「大島石」「天山石」「庵治石」のお墓を扱える「おおきた石材店」に一度、ご相談ください。
私に20分のお時間をください。日本の銘石大島石の魅力の一端をお話しします。
この電話は直接、私のスマートフォンにつながりますので、他のものが出ることはありません。ご安心ください。また、不明な点がありましたら、直接私にお聞きください。どんなことでも可能な限りお応えいたします。でもご心配なく。電話番号が分かったから後から営業電話を掛ける、というようなことは一切致しません。強引な営業を掛けるということも決してしません。
なぜなら、そういうの私が一番嫌いだから。絶対にしてほしくないから。しかも時間の無駄だと思っているから。そんな時間があるなら、ホームページに記事を一つ書いた方がいいから、です。
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