兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー

「日本の銘石」の選び方、間違っています

    
\ この記事を共有 /
「日本の銘石」の選び方、間違っています

西日本で「お墓の石」として特に有名なブランドの石について書いています連載の第2回目。
今日から具体的なお話を書いていきたいと思います。
兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。

西日本の3つのブランド石

西日本で有名なお墓の石と言えば、まずは、誰でも知っているのが「大島石」。知名度は最高かもしれません。江戸時代の初期からすでに建築材として使われていたらしい銘石です。お墓の石のことをよく知らない人もまず出てくるのが、大島石です。玄人受けする石でもあります。実を言いますと私もこの3つのブランド石のうち、一番好きなのがこの石です。玄人受けするということは、素人でもあるお墓を建てる人にとっては、この石の魅力がなかなかわかりずらいとも言えますね。この石の特長は一言でいうと「見た目の美しさ」です。

次に出てくるのが「庵治石」。意外と素人の方は知られていない石ですが、石屋さんならほとんど知っているはずの石です。世界最高級(世界最高権力ではない)の価格を誇る銘石です。実は私もこの仕事を始めた頃は「庵治石」のこと知らなかったです。恥ずかしながら。。。この石の特長を一言でいうと「希少性」です。一目見て他の石と違う、しかも他に例をあまり見ない。なおかつ少ししか採掘されない。この条件が重なって「希少性」ですね。

3番目に挙がるのが「天山石」です。古くから採掘され、地元ではよく使われていた石だったんですが、最近(といってももう10年以上にはなるのですかね)有名になってきて、ブランド石として定着してきています。この石は非常に堅牢、強固で石に大敵な水を吸いにくい、つまり吸水率が低い石として有名です。巨大な玉石として採掘される石なのですが、その玉によって、目が粗かったり、色が薄かったりするのですが、性質はいずれも同じ、世界最高品質(に近い)石ですね。上の庵治石との違いわかりますか? この石の特長を一言でいうと「品質の高さ」です。

ブランド石を選ぶとき、間違っていること

それぞれ異なった特長を持つ石なのですが、それぞれがすごく価値が高いので、ブランド銘石として関西、西日本では名前が通っています。ですが、いつも私は思うのですが、

「国産のブランド石を同列で比べるな」 ということをよく感じます。

例えるなら、

高級車を買いたいと思ったとします。

「フェラーリ」が欲しいな、と思ったのですが、何かの理由であきらめざるを得ないとなった時、次の選択肢として、「ベンツ」とか「レクサス」が選択肢に入りますか? あるいは「ベントレー」とか「ジャガー」とかがいいな、となりますか?

普通なら、「フェラーリ」がダメなら、、、「ランボルギーニ」のアヴェンタドールか地味だけど「アストンマーチン」のスピードスターにしようか、となるじゃないですか。つまり、「目立って、うるさくて、早くて、それでいて高級感があって、みんなの注目を得られる車」という選択肢の中には「静かで、内装がエレガントで、誰か別の人に運転してもらって、リアシートに座る車」という選択肢は入ってこないはずなんです。

「大島石」「庵治石」「天山石」にはそれくらい個性が違う、というより選択基準が違う石なのです。ですから、「庵治石」がダメなら、「大島石」、それがだめなら「天山石」という選択の仕方自体、間違っているんですよね。

まとめ

国産の石でお墓の見積依頼した時、業者から頂いた見積書が価格によって「庵治石」「大島石」「天山石」となっていたら、少し考えてみてもいいかもしれません。

もしかしたら、それぞれの石の特長をわからずに見積書を作成しているかもしれない、ということ。それらの石に対して、よく知らない素人(同然)かもしれない。

そして、もう一つは、あなた自身(お墓を建てる人)を甘く見くみているかもしれない、ということ。この程度のことはわからないだろうから、と判断されている可能性も無きにしもあらず、ということです。

次回からはそれぞれの3つのブランド石の特長を詳しく書いていこうと思います。

全く違う特長というものをよく理解して、あなたが選んだ銘石を見つけてください。

もう少し、詳しく聞きたい、すぐに建てたいので待っていられないという方は、以下のリンクよりお問い合わせください。

LINE(黄緑のボタン)、メール(青のボタン)、電話(白のボタン)から問い合わせできます。

※電話からのお問い合わせの方~いただく電話はすべて私大北和彦のスマホにつながるようになっています。ですから、運転中、作業中、お客さまとの対話中、スマホの自宅置き忘れ(!!)等の場合、すぐに出ることができない場合があります。つながらなくても、時間をおいて再度連絡いただくよう、お願いします。

Copyright©おおきた石材店,2024All Rights Reserved.