Q120~庭灯ろうって?


庭によくある灯ろうですね。

本来は神社仏閣にある灯ろうで、
その中で特に腕のいい職人が建てた灯ろうが
非常にセンスいいものがいくつかあります。

それらをそれ以降の灯ろう職人が真似て作ったりしてました。
そういう真似て作った灯ろうを
「本歌取り」と言います。
そういう本歌取りの灯ろうの中で特に人気の高いものが
後世まで残って、固有名詞になった灯ろうがいくつかあります。
それらの総称を「庭灯ろう」と言います。
主に庭に施工されます。

「春日灯ろう」
「奥の院灯ろう」
「雪見灯ろう」
「雪見角灯ろう」
織部型、道明寺、岬、泉湧寺、勸修寺など
かなりの数があります。

お墓には、春日灯ろうの小さいサイズなどが
まれに使われますが、意匠も多彩なため、
お墓より灯ろうが目立ち、お墓が負けてしまうことが多いので、
お墓に使用することは注意が必要です。

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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。