「豊岡西霊苑」のお墓工事~基礎工事の大切さ

おはようございます。

兵庫県豊岡市のお墓と墓石のアドバイザー、おおきた石材店、大北和彦です。

先日から始まった「豊岡西霊苑」でのお墓工事です。

 

基礎工事の続き、コンクリートを施工します。

 

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水がたまっていた部分に砕石を入れました。砕石は「C30」という種類の砕石を入れました。30ミリ以下の大きさの砕石とその割った粉等。いろいろなサイズの石が混ざっているので、転圧すると、しっかりガッチリ強固に固まります。

外したブロックは持って帰って処分。結構な量の土を処分したので、埋め戻しもかなりの量となります。

 

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「タンピングランマ」という地面を踏み固める機械で転圧しました。手前が通路、奥が墓地(墓域)なんですが、その間にある擁壁が少し高くなっています。これが邪魔なので、カットします。

 

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反対、墓域側からの見た図ですが、赤線で囲った部分が余計な高さがあるので、カットします。カットと同時に転圧した部分をコンクリート施工。

 

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カットしてから、階段の基礎部分のコンクリートしました。カットした部分とコンクリートした部分に階段を設置します。

 

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その後、階段部分を型枠というコンクリートを支える木枠を設けて、300ミリの間隔で13ミリの鉄筋を組み、基礎コンクリートを施工。

 

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数日後、木の型枠を外した状態です。手前の穴が階段が来る部分。奥の小さい四角い穴がお墓を設置する部分です。そして、4カ所小さな丸い穴が開いているのが、水抜きの穴です。雨水が墓地内に溜まらないように水が抜ける穴です。全部で0.75㎥のコンクリートを使用しました。
この6㎡の墓地にしてはたくさんのコンクリートを使用していると思います。

 

お墓って、かつては倒れたり、傾いたり、動いたりっていうのが当然のものだった時代がありました。
(少なくとも、10年前くらいまではこの豊岡市でも)

しかし、今やそんな時代ではありません。お墓をしっかりと建てた状態で、10年くらいは動かない状態にするには、やっぱり基礎工事がすごく大事なんです。この周囲のお墓でも、傾いたり、石同士が動いたり、隙間が空いたりっていう不具合がかなり起きています。それはかつては、周囲のお墓もそうだったから許されたんですが、今では許されないことです。そういった石で出来たお墓をしっかりと固定して、建てた状態で維持するのは、やはり基礎がしっかりとしていないと無理なんですよね。

前回の記事でも書いたんですが、少し掘削したら水が出てくるのが「豊岡盆地」の普通の状態です。そんな土地で基礎工事が一番大事になってきます。

特に、この豊岡市営霊苑、区画は一見しっかりしてそうですが、水はけ悪い墓域が沢山あります。水が上がってくる墓地結構あるんです。むかし、お墓の蓋を開けたら、水がしっかり溜まっていたという経験をしたこともあります。そういう土地だという事をしっかりと認識しておきましょう。

 

 
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大北 和彦(おおきた かずひこ)
1966年生まれ。昭和元年頃から続く「大北石材店」3代目。さほどの強い動機もなく始めた石材業だったが、仕事を通じて石にかかわる楽しさ、墓の素晴らしさに目覚め、お墓のプロの証「お墓ディレクター2級試験」第1回試験に合格、その翌年初めての「お墓ディレクター1級試験」にも一発合格し、但馬で唯一の「お墓ディレクター1級を取得する石材店」となる。
本人は兵庫県でも指折りの「お墓好き」を自任するが、その大好きな墓石について、困っている、悩んでいる人が多いことに気づき、墓石についての疑問・質問に答えるため「お墓Q&A」をブログにて執筆中。
1000記事を目指している。